香港における抗議活動に関する注意喚起(その30)

1 9月1日(日)午後から始まった抗議者による香港国際空港一帯の妨害については、フライト運航にはいまだ多大な影響は出ていませんが、エアポート快速、バス等を含め公共交通機関が現在ほぼストップするとともに、空港に繋がる道路は渋滞している状態です。この後も,交通状況を含め情勢がどのようになるか予断し難いところ、同空港を利用される予定の方は,報道等から最新情報を入手するとともに,航空会社に事前に照会するなどして空港の情報を必ずよく確認し,慎重な行動を心がけて下さい。併せ,不測の事態に巻き込まれないよう心がけるなど,自らの安全を確保するよう努めてください。

2 併せ,東涌では抗議者と警察が対峙しており,抗議者が,同駅施設を破壊したりごみ箱等に火を付けたりする等の状況が発生しています。また,市街-空港に至る街等で暴力行為が発生した等の情報もあり,呉々も注意が必要です。

3 ついては,香港への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は,上記情勢に留意の上,報道等から当地の最新情報を入手し,政治・抗議活動が行われている地域一帯には決して近づかないなど,自らの安全確保に努めて下さい。

特に,以下の点を心がけるようにして下さい。

● 政治・抗議活動や衝突・口論の場に遭遇した場合には決して近づかないこと。

● 当館領事メールや報道等から当地の最新情報を入手すること。

● 抗議活動の様子をスマートフォン等で撮影しないこと。

● 各交通機関の運行状況を事前に確認の上,余裕を持って行動すること。

● 外出する際は,外出先及び自宅まで複数経路を想定しておくこと。