【緊急】在留邦人及び旅行者の現金盗難・詐取被害

・自宅の鍵は自身で保管し、合い鍵を第三者には渡さないでください。

・自宅に多額の現金を置く場合、必ず分散して保管してください。

・いかなる場合も金銭の貸借はしないでください。

・路上等で気軽に話しかけてくる者に対しては警戒心を持って接し、金銭の無心には絶対に応じることなく明確に拒否してください。

・海外では日本人は裕福とみなされ、犯罪の標的となりやすいことをよく認識してください。

1 現金盗難被害

被害者は、旅行のため自宅(コトヌ市内)を数日間留守にしていましたが、帰宅したところ、寝室内に保管していたスーツケースがこじ開けられ、中から現金が盗まれているのを発見しました。

2 現金詐取被害

被害者は、宿泊先(ハイエヴィヴ地区)において氏名不詳の男に声を掛けられ、薬の購入代金を貸してほしいと頼まれて応じましたが、男は借りた金額と同等の薬を購入することなく、現金を所持したまま行方が分からなくなっています。

邦人被害が連続発生していますので、決して他人事と思わず、以下のとおり対策を取っていただくようお願いいたします。

〇引越し等で新居に入る場合、必ず鍵の交換を行う。

〇マスターキー及びスペアキーは体から離さず保管し、亡失・紛失防止に努める(鍵を第三者に預けないこと)。

〇玄関扉や窓には補助錠(南京錠など)を活用する。

〇自宅で現金を保管する場合は、多額であれば必ず分散させる。

〇自宅を留守にすることを公言しない。

○道路等で声を掛けてくる者は原則無視をする。又は、軽く挨拶する程度にして、直ぐにその場から立ち去る。(その場に止まる時間が長くなるほど、相手のペースに巻き込まれ、犯罪やトラブルに巻き込まれるおそれがある。)

○相手がその場で引き止めようとする場合、不審点があれば近くの歩行者などに協力を求め、腕を掴まれるなど危険を感じたら大声で助けを求める。

○身分関係が明らかである場合や、相手から借用書や証拠を書面に残すような提案がある場合でも、金銭の借用依頼には絶対に応じない。

〇金銭等の無心をする者には絶対に取り合うことなく、強く拒否をする。(病気やケガであることを逆手に取り、同情を買って金銭を無心することで生活しているプロ(犯罪者)が存在する。)

○166番や職場、日本大使館に連絡を取る旨を相手に強く申し向ける。

なお、刃物や銃器で脅されるなど生命・身体に危険が及ぶ状況が発生した場合には、決して抵抗することなく、自分の命を守ることを最優先に考えてください。

海外では日本人は裕福であると認識されています。決して裕福とはいえない当地の人々が、海外旅行中の邦人にはそれだけの資力があると考えているのは容易に想像がつきます。

大多数が善良で親切な市民ですが、一部の犯罪者が外国人を標的にしているのは明らかですので、十分注意をお願いいたします。

(現地大使館連絡先)

○在ベナン日本国大使館

住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin)

電話:(市外局番なし)21-30-59-86

国外からは(国番号229)21-30-59-86

FAX:(市外局番なし)21-30-59-94

国外からは(国番号229)21-30-59-94

ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/

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