6月中旬、平日の夕刻時（5時〜6時頃）に、ダブリン市内（8区、Cork St.とArdee St.の交差点。聖パトリック大聖堂の西約６００ｍ）において、当地在住の邦人女性が、少年少女の不良グループ（７、８名）に出くわし、突然顔面を殴打されるという事案が発生しました。
女性はすぐにその場で声を出して助けを求め、幸い、通行人の方々の助けもあり（警察への通報を含む）、大事には至りませんでしたが、病院で検査を受けるに至りました（その後、警察はグループの者一部を逮捕）。
当地警察の見立てでは、日本人を狙った犯行ではないとのことですが、このような不良グループによる事件自体は、当地では決して珍しいことではないとのことでした。
外出の際は、陽の明るい時間帯でも決して油断することなく、また、単独での行動はできる限り控える必要があります。加えて最近は、歩行中でも携帯電話の画面を注視しがちですが、進行方向や他の歩行者を含めた周囲の状況に常に注意を向けるようにして下さい。同被害女性は、殴打される前に不良グループのひとりと目が数秒間合ったとも述べていますが、街頭で不良グループ等を認めた際は、距離を置き、目を合わせないようにして下さい。
在アイルランド日本国大使館
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