爆発物郵送事案の発生に関する注意喚起

【ポイント】

・7日,サンティアゴ市ラス・コンデス区所在の地下鉄メトロ会社社長宅に爆発物が郵送される事案が発生し,ITSと名乗る「エコ・テロリスト」が同組織のウェブサイトにて犯行声明を出しています。

・本事案の容疑者は現時点で捜査中です。

・テロの標的となりやすい場所(不特定多数が集まる場所,特に同組織に関しては地下鉄やバスなどの公共交通機関等)を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。

【本文】

1 爆発物郵送事案の発生

 当地情報によりますと,7日,サンティアゴ市ラス・コンデス区所在の地下鉄メトロ会社社長宅に爆発物が郵送される事案が発生しました。警察が爆発物を処理したため,被害は発生していません。この事件に関し,「野生化する個人主義たち(Individualistas Tendiendo a lo Salvaje, ITS)と名乗る「エコ・テロリスト」が同組織のウェブサイトにて犯行声明を出しています。同組織は,2017年1月に発生したチリ銅公社(コデルコ)会長宛の小包爆弾事件,2019年1月に発生したサンティアゴ市内プロビデンシア区所在のバス停における封筒爆弾事件においても犯行声明を出しています。

2 注意喚起

 本事案の容疑者は現時点で捜査中であり,今後類似事案や一般市民を標的とした爆弾爆発事案の発生も否定できません。同組織は新たな犯行予告を行っており,一般市民の恐怖心を煽るような発言を自身のウェブサイトにおいて行っております。

 つきましては外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新関連情報の入手に努めるとともに,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,デパート,広場やモスク等宗教関連施設等不特定多数が集まる場所,特に同組織に関しては地下鉄やバスなどの公共交通機関等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,安全確保に十分注意を払ってください。

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【問い合わせ先】

在チリ日本国大使館 領事部 

住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile

電話:(+56-2) 2232-1807

FAX:(+56-2) 2232-1812

メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp

HP:http://www.cl.emb-japan.go.jp/index_j.htm  

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