５月６日（月）頃から６月７日（金）頃（※）までイスラム暦のラマダン（断食月）に入ります。ラマダン期間中はイスラム教徒の宗教感情が高まる期間であることに留意するとともに、日頃にも増してテロへの警戒を怠らないでください。※ラマダン月の期間は、月齢観測に依拠するため、上記日程は直前に変更されることがあります。
１ ラマダン期間中においては、夜明けの礼拝前から日没直後の礼拝まで断食が行われます。日中は、非イスラム教徒も公共の場での飲食・喫煙を控えてください。イスラム教徒にとっては宗教感情が高まる期間であることに十分留意し、いつも以上に慎重な態度で臨むことが必要です。
２ 当地においては、昨年９月、南西部のフーゼスタン州アフヴァーズでの軍事パレードにおける襲撃事件、１２月、南東部のシスタン・バルチスタン州チャーバハールでの自動車爆弾爆発事件、本年２月、同シスタン・バルチスタン州路上のおける自動車爆弾爆発事件等のテロ事件が発生し、多数の犠牲者が出ています。
３ 宗教感情の高まるラマダン期間中は、日頃にも増してテロへの警戒を怠らないようにしてください。そのため、特にテロの標的となりやすい不特定多数の人間の集まる場所（例えば観光施設、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、映画館、教会・モスク等宗教施設、公共交通機関、政府関連施設（特に軍、警察、治安関係施設）等）やその周辺を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど自らの安全確保に努めてください。
４ ４月１８日付外務省海外安全ホームページ掲載の以下「【広域情報】ラマダン月に伴う注意喚起」を参照下さい。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2019C049.html
５ 連絡先及び問合せ先
在イラン日本国大使館 領事班
電話：(+98)-(021)-2266-0710(代表)
FAX ：(021)22660746
e-mail： consular@th.mofa.go.jp
HP： http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
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