大使館からのお知らせ(イスラマバード市内で発生した銃器発砲事件に関する注意喚起)

【ポイント】

〇 多くの外国人や邦人が居住するイスラマバード市F7-3セクター内のレストラン付近において銃器の発砲事件が発生しました。

〇 厳重な警戒下にある首都においても依然として、銃器が蔓延しており、銃器を使用した犯罪に巻き込まれる可能性は排除できないと考えられますので、日常生活におきましても、十分御注意願います。

【本 文】

1 3月28日(木)午後7時25分頃、イスラマバード市F7-3セクター内のレストラン付近において、5、6人の若い男らが言い争いを始め、そのうちの1名が突然拳銃を数発発砲しました。なお本件による死傷者はいませんでした。

発生場所は多くの外国人や邦人が居住するエリアに属し、事件発生時には数名の邦人が同レストランで夕食中でした。

 イスラマバード警察によると、本件は2つのグループが何らかの原因でトラブルになった際、激情した1名が拳銃を発砲したとのことですが、現在までに犯人は逮捕されていません。

2 イスラマバード市内においては、3月26日にも多くの外国人や邦人が居住する地域であるG8−1セクター内に所在する学校に対する発砲事件が発生しており、銃器が蔓延している状況が窺えます。

3 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。特に、銃器の発射音等を耳にした場合や、トラブル等不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両)、検問所、宗教関連施設、宗教行事開催場所、報道機関等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(3)抗議活動や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

(5)喧嘩やトラブルとなっている場所から速やかに離脱する。

4 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○ 当館ウェブサイト:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

○ 大使館への緊急時の連絡先

緊急時の連絡先:051−9072500