海外安全情報(リオのカーニバルに関する注意喚起)

カーニバル期間中(3月2日(土)〜3月5日(火))及びその前後は、世界各地から訪れる観光客らを標的とした犯罪が増加する傾向にありますので、以下を参考に、犯罪等に巻き込まれることのないように十分注意して下さい。

【ポイント】

●ブロッコ(街中でのカーニバル集団)参加や観覧にあたっての警戒

●カーニバルのメイン会場(Sapucai)周辺における警戒

●イパネマ海岸やコパカバーナ海岸等の海水浴場周辺における警戒

●犯罪に遭遇した際、決して抵抗しないこと。

※リオ市犯罪発生件数(2018年)(暫定値) 

殺人1,327件(約4件/日) 強盗121,235件(約332件/日)

※リオ市における人口10万人当たりの犯罪発生率(2018年)(暫定値)

殺人22.8件(日本の約32倍) 強盗1,894.4件(日本の約1,340倍)

1.カーニバル中は、ブロッコと呼ばれるカーニバル集団が街中を練り歩きますが、ブロッコ参加者や周囲の観衆に対するスリやひったくり事件が多発しています。ブロッコに参加したり、ブロッコを観覧する際には、これら参加者及び観衆内に犯罪者が潜んでいることを念頭に置いて、貴重品の装着や露出、不用意な写真撮影を控えてください。

2.カーニバルのメイン会場周辺には、複数の麻薬密売組織が活動するスラム街が点在しており、会場から離れれば離れるほど危険ですので、地理不案内な場所には立ち入らないようにしてください。また、会場内においても、毎年、置き引き等の事件が多発しておりますので、所持品からは決して目を離さないようにしてください。

3.毎年、カーニバル時期になると、イパネマ海岸やコパカバーナ海岸等の海水浴場周辺において、アハスタオン(地引き網)と呼ばれる集団強盗事件が発生しています。この犯罪は、数十名の若者がいきなり現れ、その場にいる観光客等を手当たり次第に襲い、金品等を強奪する犯罪です。外出時の携行品を必要最小限に抑えるとともに、周囲に対する警戒を怠らないでください。

4.強盗等の被害に遭遇した場合、決して抵抗しない。

抵抗や逃走を試みたがために、発砲され、多くの方が命を落とされていますので、強盗等の被害に遭遇した場合には、相手を興奮させないように、相手の要求に従ってください。

【問い合わせ先】

リオデジャネイロ日本国総領事館

Praia do Flamengo, 200-10andar, Rio de Janeiro, RJ, Brasil 22210-901

電話: (55-21) 3461-9595

Fax : (55-21) 3235-2241

領事班   consular@ri.mofa.go.jp

総領事館HP https://www.rio.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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