外国人観光客に対する犯罪被害例

・外国人観光客を狙った強盗事件が発生しています。本件は日本人が巻き込まれた事件ではありませんが,ご家族や社員の方にも情報を共有ください。

(Informacion sobre seguridad ciudadana. Disculpe que no se envie en espanol.Si tiene alguna consulta, comunicarse con la Embajada del Japon.)

1 リマ市ミラフローレス地区ホテル強盗

(1)2月16日(土)午後11時30分頃,リマ市ミラフローレス区のパルド・ダブル・ツリー・バイ・ヒルトン・ホテル(Pardo Double Tree by Hilton:Calle Independencia 141, Miraflores)入り口玄関付近で,アメリカ人旅行者がホテルに戻って来たところを,2人組の強盗に襲われ頭部を殴られ怪我を負い, 助けようとしたホテルの警備員が犯人に足を銃撃され怪我を負う事件が発生しました。ペルー国家警察によると,今月,同区で同じ手口による強盗が3件発生しており,ホテルの近くで観光客を狙って強盗を行う同一グループによる犯行と見て捜査を行っているとのことです。

(2)リマ市ミラフローレス区はリマでも比較的安全とされていますが,強盗は地区を問わずに多く発生していることに留意し,油断しないでください。万が一強盗に遭遇した場合,抵抗することにより傷害,殺人事件に発展するケースもありますので絶対に抵抗はせず,身の安全を第一に行動してください。

2 マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡におけるホテル強盗

(1)2月19日(火), 午後8時30分頃,マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡ラス・ピエドラス町のホテル・インカテッラ・レセルバ・アマソニカ(INKATERRA RESERVA AMAZONICA)に強盗団が侵入し外国人宿泊客らの金品を強奪し,ペルー人ガイド1名殺害されました。

(2)ペルー政府は,タンボパタ郡全域(タンボパタ町,イナンバリ町,ラス・ピエドラス町,ラベリント町) に対し2月19日から60日間(4月19日まで)の非常事態宣言を発出しています。現地の警察によると,非常事態宣言は,違法鉱山を摘発することを目的としたものではあるものの,タンボパタ郡及びその周辺では,雨季による洪水の発生や,強盗や窃盗等の犯罪が増加傾向にあり,旅行者は天候・一般治安にも十分注意する必要があるとのことです。

(3)本地域は,タンボパタ国立保護地区も位置し,エコツーリズム等の観光客のルートともなっていますが,渡航・滞在を予定される方,及び既に滞在中の方は,報道等により,天候・治安等最新の情報の入手に努めるとともに,抗議デモや集会等,人が集まっている場所等を見かけた場合は決して近づかず,不測の事態に巻き込まれることがないよう,その場から速やかに離れるようにしてください。また,非常事態宣言の発出により,当該地域では同期間中,住居不可侵及び集会の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されることになりますので,十分ご注意ください。

【問い合わせ先】

在ペルー日本国大使館 領事部

Av. Javier Prado Oeste No.757, Piso 16,Magdalena del Mar, Lima

電話:(+51-1)219-9551

Fax :(+51-1)219-9544

consjapon@li.mofa.go.jp

http://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html

・このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。

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