【注意喚起】黄熱病について

1 昨年1月16日、WHO(世界保健機関)は、これまでサンパウロ州の黄熱病ワクチン接種推奨地域はサンパウロ都市圏を除く州内としていましたが、今回外国からの旅行者も対象に含め同州全域を予防接種推奨地域にすべきとのコメントを発表しました。

2 2018年7月から2019年2月7日の期間で、伯国内で37例の確定例(うち9例死亡)が報告されており、サンパウロ州南部およびパラナ州で発生。いずれも森林サイクルにおける流行。ヒト及び動物の症例の地理的分布からウイルスは南方方向に移動しており、これまでヒト及び動物の感染事例の見られなかった地域に拡大する恐れがあります。

○16/17シーズン: 778例(うち262例死亡)

○17/18シーズン:1376例(うち483例死亡)

3 2月14日、伯国保健省は、南東部(サンパウロ州リオデジャネイロ州など)および南部(パラナ州サンタカタリーナ州など)の居住者等について、黄熱病予防ワクチンを接種すべきとのコメントを発表いたしました。

4 つきましては、未接種の方におかれましては、予防ワクチンの接種を強く推奨するとともに、十分な防虫対策等の徹底をお願いします(黄熱病予防ワクチンの接種については、年齢・体調等により、強く副作用が現れる場合がございますので、医療機関にて十分に相談の上、ご検討ください)。

<参考:ブラジルにおける黄熱の再流行>

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2018C042.html

【問い合わせ先】

サンパウロ日本国総領事館 領事部 邦人保護班

 電話  (55-11)3254-0100

 メール cgjassist@sp.mofa.go.jp

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