在モンゴル日本国大使館からの注意喚起(モンゴル旧正月に伴う犯罪被害予防)

2月5日(火)から7日(木)の3日間は、モンゴルにおける旧正月(ツァガーンサル)に伴う連休に当たりますが、例年、同期間中に盗難・強盗被害が多発する傾向にありますので、防犯対策を講じ、被害予防に努めてください。

 モンゴル国にお住まいの在留邦人及び旅行者の皆様へ

1.例年、ツァガーンサルが始まる数日前から、市場やスーパーマーケット等は買い物客で混み合いますが、同所でスリや置き引きなどの盗難や強盗の被害が多発する傾向にあります。現地警察当局の発表では、同期間中の盗難被害発生件数は、通常時の2〜3倍に増加するとのことです。

 

2.盗難被害の発生状況を分析すると、所持しているバッグの中から財布など貴重品が盗まれるほか、上着の胸ポケットやズボンの後ろポケットに入れていた携帯電話が盗まれる傾向にあります。盗難・強盗被害を防ぐために次のポイントにご注意願います。また、被害に遭った際には、速やかに現地警察当局に被害申告をするとともに、大使館まで情報提供していただければ幸いです。

【スリ】

1.市場(ザハ)、デパート、バスの車内、駅、空港など人が多く集まる場所では特に用心を欠かさないでください。

2.上着の外ポケットや胸ポケット、ズボンの後ろポケットなど、外部から容易に触れられる場所には貴重品を収納しないでください。

3.リュックやバッグは気付かないうちに開けられたり、ナイフ等で切られることがあるので、常に視界に入れておいてください。

【置き引き】

1.レストランでの食事中や走行中の列車内など、どのような場合であっても、また、いかに短時間であっても、手荷物から目を離さないでください。

2.貴重品はできるだけ持ち歩かないでください。

【強盗】

1.夜間の一人歩きは極力避けてください。

2.観光案内や頼み事などを口実に近づいてくる者には用心してください。また、そのような人間から誘われても決してついて行かないでください。

3.持ち歩く現金や貴重品は常に必要最小限にとどめてください。

4.凶器や複数人による強盗に遭遇してしまった場合、無理な抵抗はせず、自分の身を守ることを優先してください。

【問い合わせ窓口】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA

C.P.O.Box 1011

Elchingiin gudamj 10,Ulaanbaatar 14210,Mongolia 

電 話:(976)11-320777 開館時間:9:00-13:00,14:00-17:45

FAX:(976)11-313332 メール:consul-section1@ul.mofa.go.jp