11月5日21時頃、邦人がケンピンスキーホテルに向かう海岸道路(Rue de Mohamed Ali Dourra)を歩いていたところ、警察署と郵便局の中間付近で、バイクに乗った二人組に追い抜きざまに、肩に掛けていたバッグをひったくられそうになる事件が発生しました。
幸い邦人に被害はありませんでしたが、今回の事件は比較的治安が安定しているとされるヘロン地区で発生しています。日頃から、自分も狙われている可能性がある、事件はどこでも起こり得るという意識を持ち、十分な防犯対策をとるように心掛けて下さい。
また、夜間の外出は危険度が増すので、一人歩きを避けるなど、注意を怠らないようにしましょう。
● ひったくりに合わないための対策
・車道と歩道の区別がない道路には特に気をつけましょう。
・バック等は建物側に持ち、ショルダーバッグはたすき掛けにしましょう。
・出来るだけ明るく、人通りの多い道を選んで歩きましょう。
・後方からバイク音等が聞こえたら後方を警戒しましょう。
・携帯電話を使用しながら歩いたり、携帯型音楽プレーヤーを聞きながら歩いたりすると、周囲への警戒心が低くなるのでやめましょう。
● ひったくり被害に遭ってしまったら
・自ら犯人を追いかけて怪我等をしないようにしましょう。
・大声で事件が発生したことを周囲に伝えましょう。
・なるべく早く警察・大使館に伝えましょう。
・犯人の特徴を出来るだけ多く覚えましょう。(犯人の人数、顔の特徴、着衣、使用車両等)
・犯人の逃走方向を確認しましょう。
警視庁HP「ひったくり被害にあわないために」<http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/hittakuri/bohan1.html> 2018年11月7日アクセス