【緊急】在ナイジェリア大使館からの注意喚起(労働組合による全国ストライキ:続報)

●組合側が実施を公約している11月6日(火)からの無期限全国ストライキゼネスト)ですが、これまでのところ中止の報には接しておらず、当初予定どおり敢行されるものと思われます。

●当該ストが実施された場合の影響について、当館で独自の情報収集をしたところ、次のとおりです。

・政府機関は大半が業務を停止するものと予想される。

・金融機関については、ラゴスでは業務停止との情報あり。

・空港については、情報が錯綜しており、国内線については全面停止、国際線についても出発便については夜間の運航になるとの情報も。

・民間部門からのスト参加は総じて小規模なものにとどまる。

●他方、上記情報は、あくまでも現時点で当館が独自に入手した情報に基づくもので、参考までに共有するものであり、実際の影響等については、各自、最新の関連情報の入手にお努め頂くようお願いします。

2018年11月5日

在ナイジェリア日本国大使館

1 既報のとおり組合側が実施を公約している11月6日(火)からの無期限全国ストライキゼネスト)ですが、これまでのところ中止の報には接しておらず、当初予定どおり敢行されるものと思われます。

2 当該ストが実施された場合の影響について、当館で独自の情報収集をしたところ、次のとおりです。

・政府機関については、去る9月のスト実施時と同様,大半が業務を停止するものと予想される。

・金融機関については、アブジャでは通常通り営業、ラゴスでは業務停止との錯綜情報あり。

・空港については、アブジャ空港当局者によれば、国内線は全便運航停止、国際線は到着便は予定通りだが、出発便は日中の運航を停止、すべて夜間の運航となる(全便停止の可能性も排除できない)。他方、ラゴス空港当局者は、国際線への影響はほとんど無く、国内線についても一部影響が出る可能性に言及するのみ。

・民間部門については、9月と同様、スト参加は総じて小規模なものに留まる、との観測(アブジャ及びラゴスの複数方面)。アブジャでは大規模スーパー(SHOPLITE, NEXT, DUNES, EXCLUSIVEなど)に確認したところ、明日以降も通常営業するとの説明あり。

3 他方、上記情報は、あくまでも当館が独自に入手した情報に基づくもので、現時点で実際の影響については確実なことは申し上げられません。また、明日からのストを行うか否か、現在もなお、政府側と組合側で折衝が続いている模様であり、今後の成り行きは依然不透明です。したがって、皆様におかれましては、各自で引き続き最新の関連情報の入手に努めてください。

(現地在外公館連絡先)

◯在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)

電話:090-6000-9019 または 090-6000-9099

※国外からは(国番号234)90-6000-9019 または 90-6000-9099

夜間緊急連絡用電話:080-3629-0293

※国外からは(国番号234)80-3629-0293

ホームページ: http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/

電子メール : visanigeria@la.mofa.go.jp

(了)