熱帯性暴風雨(Luban)のオマーン上陸の可能性について (第4報)

【ポイント】

オマーン気象庁によれば,今週末,熱帯性暴風雨「Luban」は既にカテゴリー1」の規模のサイクロンとなっており,オマーン南部は暴風雨となる可能性があるとしています。

●最新の気象情報を確認し,特にオマーン南部のDhofarまたはAl Wusta地方等に外出の際には十分注意を払ってください。

在留邦人の皆様

たびレジに登録された皆様

平成30年10月11日

オマーン日本大使館

1 報道によれば,オマーン気象庁関係者は,熱帯性暴風雨「Luban」が,10日現在,Salalahから600km離れた海上に位置しており,今後,北西/西方面に進路をとり,48時間以内に「カテゴリー2」のサイクロンに発展し,主にDhofar地方とイエメンの沿岸地域に影響を与える可能性があるとしています。「Luban」は現時点で「カテゴリー1」の規模のサイクロンに発展しており,同規模で沿岸部に到達した場合,12日(金)から降雨が始まり,直接的な影響は13日(土)午後から,オマーン南部のDhofar及びAl Wusta地方に対して,豪雨や海面が6から8メートルの上昇をもたらすと予想されています。

また,上記を受けた,オマーン当局の対策が次々と講じられていると報じられています。

【参考】最新の気象情報は下記オマーン民間航空庁のHPをご参照ください。

http://www.met.gov.om/opencms/export/sites/default/dgman/en/home/

2 つきましては,オマーンへの渡航・滞在を予定されている方および既に現地に滞在されている方は,上記オマーン気象庁のHPをよく確認し,また,報道等を通じ最新の関連情報を確認する等して,外出の際には十分注意してください。

3 また,既に滞在中の方は,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所に避難する等の安全対策についてあらかじめ確認しておいてください。

4.万一災害に巻き込まれた場合には,オマーン関係当局の指示等に従って安全確保に努めるとともに,日本の家族や友人,職場及び在オマーン日本国大使館まで連絡をお願いします。

○在オマーン日本国大使館連絡先

 電話:(+968)24601028