【安全情報９月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、先月９月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。
１ 9月10日(月)より行われている、公務員労働組合のストライキおよびデモ活動は、当初より規模は小さくなりましたが、未だ継続されています。不要なトラブルに巻き込まれることのないよう、定期的にニュースや新聞等の報道をチェックするなど情報収集いただくとともに、デモに遭遇した場合には現場に近付いたり、様子をうかがうなどの不用意な行動を避け、すぐにその場を離れる等、身の安全を最優先とする行動をとっていただくようお願いいたします。
２ 当地報道から、公安大臣の発表によると今年５月〜８月にかけて（現政権になってから）、殺人件数が減少していると発表がありました。昨年２１３件に対し、今年は１９３件と同時期でマイナス２０件と大幅に減少しています。
大きな要因としてあげられているのが、
（１）報復による殺人が減少したこと。
（２）危険な地域、特にデサンパラドスでの殺人が減ったこと。
（３）メガオペレーションと称する、危険な地域の警戒活動を強化したこと。
（４）オートバイ（２人乗り）への職務質問を強化したこと。
等があげられており、他の罪種である強盗は同期比マイナス２８．５％、盗難もマイナス４．６％と減少しています。
●サンホセ県
「２１歳男性、刃物で殺害」（殺人事件）
９月１日午前３時００分、サンホセ市バリオラカリフォルニアのバーで21歳の男性が飲んでいたところ、店にいた他の男性と口論となり刃物で刺され殺害された。
「２１歳および23歳の男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月10日午後11時30分、サンホセ市バリオメヒコで23歳と21歳の男性が車の中にいたところ、ある男性が近付いてきて突然銃撃をはじめた。この銃撃を受け、2人は死亡した。被害者には、銃不法所持、強盗等の前科があった。
「モラサン公園で、男性銃撃され死亡」（殺人事件）
9月12日午後11時10分、サンホセ市モラサン公園付近で車の見張りをしていた男性が、近付いてきたオートバイに乗った2人組に銃撃を受け死亡した。犯人はそのまま逃走、被害者には強盗の前科があった。
「２５歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月19日午後8時20分、アセリ市で25歳の男性が車に乗っていたところ、2人組のオートバイが近付いてきて、5発銃撃を受け死亡した。
「警察の格好をして泥棒に入る」（強盗事件）
9月20日午後6時50分、エスカス市サンラファエルのアラブ系の家族が住む家に、警察の格好をした泥棒グループが入った。泥棒が作業を終えて家から出ようとした際、家主が帰宅し銃撃戦となった。犯人グループの1人がケガをし逮捕、他は逃走した。
「１４歳少年、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月22日午後11時００分頃、サンホセ市バリオクーバで35歳の母親と14歳の息子が道を歩いていたところ、車が近付いてきて2人に向け銃撃した。この銃撃を受け、母親がケガ、息子は死亡した。
「３７歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月23日午前1時00分、ティバス市レオントレセで37歳男性が道端で、近付いてきた男性から11発銃撃を受け死亡した。被害者は強盗の前科があった。
「３人の男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月25日午後10時45分、ゴイコエチェア市で3人の男性（21歳が2人と20歳が1人）が車に乗っていたところ、何者かが近付いてきて至近距離から30発銃撃し殺害された。警察は、麻薬関係の抗争とみて捜査している。
「６８歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月26日午後8時20分、ゴイコエチェア市で68歳の男性が車に乗っていたところ、オートバイに乗った複数の男性に３０発以上銃撃を受け死亡した。被害者には前科は無かったが、警察は麻薬関係とみて捜査している。
●リモン県
「５９歳浮浪者の男性、刃物で殺害」（殺人事件）
９月９日午前３時００分、マティーナ市で５９歳の浮浪者がスーパーの前の階段にいたところ、何者かが近付いてきて刃物で４箇所刺され殺害された。
「６４歳男性、刃物で殺害」（殺人事件）
9月10日の午後、ポコシ市バラデルコロラドで64歳の漁師が首を後ろから刃物で刺され殺害されているのが発見された。詳細は調査中となっている。
「２６歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
９月１３日夜、シキイレス市のホームセンターで働く26歳男性が、自宅の外で酒を飲んで騒いでいる若者グループを注意したところ、銃撃され死亡した。犯人は20歳と17歳の男性でシキイレス市にある強盗グループの一員だった。
「１８歳男性、刃物で殺害」（殺人事件）
９月17日、ポコシ市トルトゥゲーロで18歳の男性が家で殺害されているのが発見された。刃物で7箇所刺された痕があった。
「４２歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
９月１８日午後２時３分、サラピキ市のタイヤ販売店の42歳男性が車に乗っていたところ、バイクに乗った2人組がやってきて銃撃を受けて死亡した。被害者は、多数の前科があった。
●カルタゴ県
「４０歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
９月９日午後９時００分、パライソ市で40歳浮浪者の男性が、オートバイに乗った２人組に銃撃され殺害された。被害者は、盗難等の前科があった。
「２２歳男性、刃物で殺害」（殺人事件）
9月9日午後11時30分、パライソ市で22歳男性が刃物で刺され殺害された。警察は、ケンカにより殺害されたとみて捜査をしている。
「26歳の男性遺体、車の荷台から発見」（殺人事件）
9月18日夜、カルタゴ市でピックアップの車両が事故で停車していた。この事故が起こる前に、近くで銃声が聞こえたとのことで警察が出動したところ、事故車両を発見した。警察により車両の確認をしたところ、後部荷台から26歳男性の遺体が見つかり、この車を運転していた男女２名を逮捕した。殺害された男性はサンホセ市在住で、強盗や麻薬密売等の前科があった。
「３８歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月26日午後4時００分頃、ラウニオン市で38歳の男性とその妻27歳の女性が車で走行していたところ、オートバイに乗った2人組が近付いてきて銃撃した。この銃撃を受け、38歳の男性は死亡、女性はケガを負った。被害者は、麻薬の取り調べを受けた過去があり、麻薬関係の殺人とみて捜査している。
●アラフエラ県
「３３歳男性、ケンカで死亡」（殺人事件）
９月２日午前１０時１５分、ナランホ市の路上で３７歳の男性が運転する車両が故障し停車していたところ、３３歳の男性が修理を目的に声をかけてきた。少しの間やりとりをし、車の中に置いていた携帯が無くなっているのに気付き、３３歳の男性に疑いをかけケンカとなり殺害した。
「26歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月12日夜、サンカルロス市で26歳のニカラグア人男性が道を歩いていたところ、37歳の男性に銃撃され死亡した。犯人は翌日逮捕された。
「2７歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月22日午前1時00分、アラフエラ市インフェルニージョで銃撃戦が起き、27歳男性が銃弾を受けて死亡した。被害者は、ここの住民で盗難等の前科があった。
「３８歳男性、銃撃され死亡」（殺人事件）
9月22日午前2時00分、アラフエラ市で38歳のベネズエラ人男性が車の運転席で銃撃され殺害されているのが発見された。所持品が無くなっているため、強盗殺人とみて捜査をしている。
●グアナカステ県
「アメリカ人観光客が溺死」（死亡事故）
９月１９日朝、ニコヤ市ノサラの滝に観光に来ていたアメリカ人男性48歳が飛び込んで溺れた。一緒にいた41歳の妻が救助に向かったが2人とも溺れて死亡した。
「刑務所内で殺人、その後犯人は自殺」（殺人事件）
9月21日午後5時00分、リベリア市の刑務所で面会ができる個室で、27歳女性が34歳の囚人に首を絞められ殺害された。犯人はその後、首を吊って自殺した。
●プンタレナス県
「18歳男性、銃撃を受け重体」（傷害事件）
９月２１日午前０時３０分、ゴルフィート市で18歳男性が道を歩いていたところ、車に乗った複数の男性から銃撃を受けた。この銃撃を受け、男性は重体となった。
●エレディア県
「指名手配中の男性、射殺される」（殺人事件）
９月２５日午前１０時００分、エレディア市のパセオデラフローレスというショッピングモールに、指名手配の男性が向かうという情報を入手し、ＯＩＪ（司法警察）が現場で張っていた。犯人を取り押さえようとしたが逃走を図ったため、一時銃撃戦となった。この銃撃を受け犯人は死亡した。
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