在留邦人が勤務する国際NGO事務所での強盗事件発生に伴う注意喚起

当地では強盗事件やカージャック事件が昼夜場所を問わず頻発しています。在留邦人や渡航者の皆さまにおかれては、ご自身の安全確保を図るようにして下さい。

パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航者の皆様へ

1 9月4日午前8時40分頃、在留邦人が勤務する国際NGO事務所で強盗事件が発生しました。

(1)武装した賊3名がポートモレスビー市内にある同事務所に押し入り、付近にいた所員に経理担当職員(アフリカ系)を名指し、その者の元へ連れて行くよう命じ、その後現金や携帯電話などを奪い逃走しました(被害額未確定)。本事件によるけが人は発生しませんでした。

(2)同事務所においては、本年7月下旬に事務所所有の車両がカージャックに遭い、その後、犯人が車両を返す代わりに3、000キナを要求する事件が起きましたが、同所長の判断でその要求を拒否しました。今回の強盗事件との因果関係は不明です。

2 当地では本事件のように強盗事件やカージャック事件が昼夜場所を問わず頻発しています。在留邦人や渡航者の皆さまにおかれては、以下の点に特に留意し、ご自身の安全確保を図るようにして下さい。

(1)本強盗事件は経理担当者を名指ししていますので、お勤めの方におかれては、被害の未然防止のためにも、現金の情報を外部に漏洩させないようご留意ください。

(2)上記カージャック事件では盗んだ車と引換えに現金を要求してきており、今後も同様な手口が考えられますので、このようなケースを想定した場合の対応策をご検討ください。

(3)外出する際には必要以上の現金、カード、貴重品等は持ち歩かないように心がけて下さい。

(4)ご自身の安全を確保するためにも、極力、複数台の車両で移動するようにして下さい。また、各種施設内での単独行動は避け、可能な限り複数名で行動するようにして下さい。

(5)ラスカルに遭遇した際は、抵抗せずに身の安全を第一に考えて行動して下さい。

(注1)このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信されております。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

(注2)在留届は緊急時の情報提供や安否確認等に必要となりますので、パプアニューギニアに3ヶ月以上滞在される方は在留届けの提出をお願いします。また、提出済みの在留届の記載事項に追加又は変更が生じた場合、帰国又は他の国・地域へ転出される場合には変更届の提出をお願いします。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

【問い合わせ先】

パプアニューギニア日本国大使館領事警備班

電話 :321-1800      

FAX:321-4868

メール:sceoj@pm.mofa.go.jp