治安機関車両を標的とした爆発事件発生等に関する注意喚起

・バルカ県フヘイス市において、治安機関の車両を狙ったテロと思われる爆発事件が発生しました。

・バルカ県サルト市（ナクブ・ダッブール地区）において、治安機関と被疑者の間で銃撃戦が発生しました。

・本件は、まだ、未解決の可能性があり、同種事案が発生するおそれがあります。今晩については、不要不急の外出を控える等十分に注意してください。

１　報道等によりますと、昨日１０日夜、バルカ県フヘイス市において、停車警戒中のヨルダン治安機関係官の乗車する車両が爆発し、係官１名が死亡、６名が負傷する治安機関を狙ったテロと思われる爆発事件が発生しました。

　本件の背景は現時点では明らかになっていませんが、現在のところ、本件が解決したという報道がありませんので、今後も治安機関を対象とした爆発事件等が発生するおそれがあります。

※　参考

　　バルカ県フヘイス市の位置（google map、注：発生場所ではありません）

２　なお、本件との関係は明らかにはなっていませんが、本日１１日、車両爆発事件発生場所に近いバルカ県サルト地区において、治安機関による検挙活動に伴い、被疑者側との銃撃戦が発生し、また、被疑者側が爆発物を治安機関側に投げつける等した結果、死者１名及び負傷者約２０名が生じたとする報道があります。

※　参考

　　バルカ県サルト市の位置（google map、注：発生場所ではありません）

３　車両爆発事件は、音楽祭の会場付近で発生したとする報道もあることから、治安機関のみならず、市民も巻き込まれる、または、市民が標的となる事件が発生する可能性も否定できません。また、治安機関による検挙活動に伴い、銃撃戦等の危険な状況が発生するおそれもありますので、十分ご注意ください。

在ヨルダン日本国大使館

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