ビシュケク市内での爆発事件発生に伴う注意喚起

・本日昼頃,ビシュケク市内でロシア人1名が負傷する爆発事件が発生しました。同様の事件発生の可能性を考慮し,巻き込まれないよう十分注意してください。

・8月21日から同月24日までは,イスラム教の犠牲際に当たります。また,当地では8月31日の独立記念日を狙ったテロ事件(未遂含む)が過去に発生しております。テロの標的になりやすい場所にはなるべく立ち寄らないようにしてください。

1 本日昼頃,ビシュケク市内(イサノヴァ通り98)において,ロシア人1名が負傷する爆発事件が発生しました。当地メディアによれば,ロシア人ビジネスマンを狙った殺人未遂事件とされていますが,同様の事件が今後発生するおそれもあることから,巻き込まれないよう十分注意してください。

2 8月21日から同月24日までは,イスラム教の犠牲際に当たります。現在までのところ,犠牲際に際してテロ実行を呼びかける動向は確認されていませんが,宗教心の高まるこの時期はテロ等の標的となりやすいことから,注意が必要です。また,当地では8月31日の独立記念日を狙ったテロ事件(未遂含む)が過去に発生しておりますので,引き続き注意してください。

3 テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,以下の対策をお願いします。

(1)イスラム教徒が集団礼拝を行う金曜日に注意する。モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがあります。

(2)テロの標的になりやすい場所に注意する。特に,観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(軍,警察,治安関係施設)等。

(3)これらの施設を訪れる際は,できる限り滞在時間を短くするとともに,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる。

4 万が一,テロに遭遇した場合は,以下の点に注意して下さい。

(1)爆発,銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。

(2)周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。

(3)逃げられないときは,頑丈なものの陰に隠れる。

※外務省が発出している「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」第12話「伏せる,逃げる,隠れる」を参照して下さい。

≪下記リンク参照≫

http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/pdf/episode12.pdf

【問い合わせ先】

キルギス日本国大使館

所在地:ビシュケク市ラザコヴァ通り16番地

16, Razzakov Str., Bishkek, 720040, Kyrgyz Republic

電話番号:(0312)300050 / 300051  FAX:300052

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