在モンゴル日本国大使館からの注意喚起(集中豪雨による洪水被害の発生)

7月中旬から断続的に発生した集中豪雨により、モンゴル各地で洪水被害が発生しています。政府当局によると、7月中はこのような不安定な天候が続き、集中豪雨が更に発生する見込みとのことですので、在留邦人のほか、旅行などでこの期間にモンゴルに渡航・滞在される方は自然災害に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。

モンゴル国にお住まいの在留邦人及び旅行者の皆様へ

在モンゴル日本国大使館

1 7月中旬から断続的に発生した集中豪雨により、バヤンウルギー県で住家275世帯が浸水被害に遭い、2500人が避難するなど、モンゴル国各地で洪水被害が発生しています。この他、洪水による橋の破壊や、道路の水没などの被害も多数確認されています。

2 政府当局の発表によると、不安定な天候が7月末まで続き、集中豪雨が更に発生する見込みであり、特に20日(金)までは注意を要するとのことです。また、首都ウランバートル市を流れるトーラ川をはじめ全国各地の主要河川は、現時点で既に、水位が通常より30〜40センチメートル高い状態で、このまま雨が降り続けば、更なる洪水被害が発生する可能性が高いと注意を呼びかけています。

3 集中豪雨は局地的で短時間に発生するため、被害発生場所の予想が困難であるという特性があります。旅行や仕事などで各地へお出かけのに際は、川から離れた場所であっても次のポイントを遵守し、安全には十分に注意願います。

 

【洪水被害から身を守るために】

1 川には絶対に近づかないでください。川の水位が低くても、上流で集中豪雨が発生した場合には、水位が急激に上昇します。

2 道路や橋が壊れて走行できなくなっている場所もあるので、車を運転される方は、十分に周囲の状況と安全を確認してください。

3 山で集中豪雨が起きた場合には、鉄砲水が発生する危険性がありますので、天候の変化には常に注意してください。

4 インターネットを活用すれば、英語や日本語でもモンゴル各地の天気予報を確認することができますので、積極的に情報収集してください。当館としても新たな危険情報に接する度に、迅速に情報提供します。

【問い合わせ窓口】

 在モンゴル日本国大使館

 領事・警備班

 976−11−320777