【ガラパゴス諸島シエラ・ネグラ火山の噴火に伴う注意のお願い】

 6月26日午後、ガラパゴス諸島西部に位置するイサベラ島のシエラ・ネグラ火山が噴火し、溶岩流の噴出や噴煙が確認されています。

現在まで人的被害は確認されていません。同島内の住民約50人が避難をしている模様です。

 現在、当国政府当局からは、同火山付近に近付かないよう勧告されています。今後の不測の事態に備え、関連情報の収集に努めてください。

 噴火に伴う観光クルーズ船等の運行等に関しての特別な規制はありませんが、ガラパゴス諸島に滞在中又は近く訪問を計画されている方は、今後の火山の情勢に引き続きの御注意をお願いします。特に、イサベラ島及び先日来クンブレ火山が噴火しているフェルナンディナ島付近を周遊する観光クルーズ船等の利用を予定されている方は、事前に各船舶会社や旅行会社との間で、運航に関する情報等や関連情報を御確認ください。

 イサベラ島の人口は約2,350人です。また、シエラ・ネグラ火山は、ガラパゴス諸島における観光の中心地であるサンタ・クルス島のプエルト・アヨラ地区からはほぼ西に約90kmの距離に位置します。

 先日16日には、同じくガラパゴス諸島西部フェルナンディナ島のクンブレ火山が噴火しました。

 

 在エクアドル日本国大使館

 Tel.(593-2)2278-700