ボゴタ市内における邦人窃盗被害事件の発生

● 今月に入り,ボゴタ市内の飲食店内で邦人が窃盗被害(うち1件は未遂)にあう事件が発生しています。

● 邦人の皆様におかれましては,外出時は必要以上の金品を携行せずに,周囲の警戒を怠らないよう注意し,万が一被害にあった場合は抵抗しないでください。

1 事件概要

(1)窃盗被害事件概要

 日時:5月7日午後3時00分ころ

 場所:ボゴタ市北部飲食店内(Carrera 15 No. 85)

状況:被害者は同伴者とともに飲食店に入店し,テーブルに座り,腰掛けた椅子の背もたれ部分に所携のリュックサックをぶら下げておき、ラップトップ型パソコンを開いて作業をしていたところ、気付いたらリュックサックがなくなっており、盗まれたことが分かった。

(2)窃盗未遂事件概要

日時:5月24日午前10時55分ころ

場所:ボゴタ市中心部飲食店内(Carrera8 Calle12b)

状況:同伴者とともに飲食店内のテーブルに着席し,右足下に鞄を置いていたところ,前方から近づいてきた男(年齢50歳くらい,中肉中背,頭髪薄め,ビジネスカジュアルスタイル,サングラス着用)が横を通り過ぎる際に,足下の鞄を持ち去った。

 鞄を持ち去されたことに気がついた被害者が,店外に出たところ,鞄を所持した犯人が20メートルくらい前方を歩いていたことから,「泥棒(Ladron)」と大声で何回も叫んだところ,一般通行客や制服警察官の注目を浴びた犯人は被害者の方向を振り向き,所持する鞄を示して,とぼける素振りを見せながら,足下の路上に鞄を置いた後,走り去った。

2 被害防止及び軽減対策

コロンビアでは,窃盗や強盗事件が多く発生しています。

邦人の皆様においては,次のことに注意してください。

・外出時は必要以上の金品を所持しない。必要のないクレジットカードは持ち歩かない。

・携行品を肌身から離さない。レストラン等では席を確保するために荷物を置いて席から離れることはしない。着席の場合は通路や背もたれに荷物は置かず,テーブル下の荷物かけを使用するか,脚ではさむ等して手が届かないようにする。

・強窃盗事件の多いボゴタ旧市街エリア等では複数人での行動を心がけ,単独行動は避ける。

・隙を狙われないように常に周囲への警戒心を怠らない(歩きスマホは厳禁)。ボゴタ旧市街エリアでは,複数のメンバーから構成される犯罪グループによる集団強盗の犯行が見られます。手口として,各メンバーの役割分担により(1)女性,子連れ,高齢者等の強奪しやすいターゲットを選定(2)隙を見て後方から羽交い締めにする(3)刃物で脅す(4)金品を奪うという,大胆かつ凶悪なものです。

・万が一窃盗や強盗の被害にあった場合は,犯人を追いかけたり,抵抗したりしないでください。

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【問い合わせ先】

在コロンビア日本国大使館

領事・警備班

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PBX:(57-1) 317 5001

FAX:(57-1) 317 4956

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