当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、先月3月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。
現地報道より、邦人の被害報告はありませんが、各地で観光客を狙った強盗が相次いで発生しています。旅行に行かれる際には十分注意をお願いいたします。
【被害1】
今年1月12日リモン県ポコシ市で、トルトゥゲーロに向かう15名の観光客を乗せたバスが強盗に遭い、観光客の所持品が奪われた。
【被害2】
今年3月7日リモン県ポコシ市で、トルトゥゲーロの水路で外国人観光客6名とコスタリカ人3名を乗せて走っていたボートが襲われ、携帯やタブレット、時計、現金などが奪われた。岸にいた複数の男性が銃で脅し岸に近付くよう強要し襲ったもの。
【被害3】
今年3月10日リモン県サラピキ市で、川をラフティング中の観光客11名が武装した覆面男性3人に強盗に遭った。
コスタリカ移民局の発表によると、4月20日より、「コスタリカでオーバーステイした外国人は、滞在超過期間1ヶ月につき100ドルの罰金を支払わなければならない。支払いが出来ない場合は、滞在超過期間の3倍同等の期間、コスタリカへの再入国禁止措置が取られる。」こととなりました。
これは、2010年3月1日に改正された移民法の第33条3に定められていますが、長い猶予期間を経て、今回実行されることとなりました。ツーリストビザ(またはビザなし)で入国した観光客に限らず、テンポラリーのレシデンシアまたは特別カテゴリーで滞在する者で、レシデンシアの有効期限を過ぎた者も対象となります。(未成年は対象外)
詳細は、コスタリカ移民局ホームページ(スペイン語)をご覧ください。
http://www.migracion.go.cr/Comunicacion/Multas.html
●サンホセ県
「46歳男性、強盗犯に刃物で刺され死亡」(殺人事件)
3月2日午後10時20分、サンホセ市アティージョで46歳男性が強盗犯に刃物で刺され死亡した。
「47歳ニカラグア人警備員、頭部を殴られ死亡」(殺人事件)
3月8日午前5時30分、モンテスデオカ市にある建築中の家で警備をしていた47歳ニカラグア人男性が遺体で発見された。工具を盗みにやってきた犯人に頭部を強打され、殺害されたものとみられている。
●リモン県
「20歳女性、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月17日夜、シキーレス市で20歳女性の自宅に元恋人の28歳男性が侵入した。女性を銃撃して殺害し、その場にいた39歳の母親もケガを負った。容疑者には盗難の前科があり、被害者と容疑者の間には1歳と2歳の子供がいた。
●エレディア県
「61歳質屋店主、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月1日午前9時、サラピキ市にある質屋で、客を装った男性2人が店主を至近距離から銃で10発撃って殺害した。被害者は61歳コロンビア人男性で、1年半前に銃を使った脅迫容疑で逮捕された過去があった。
「ニカラグア人男性、喧嘩となり刃物で刺され死亡」(殺人事件)
3月2日午後7時30分、サンタバルバラ市でニカラグア人男性2人が一緒に酒を飲んでいたところ、喧嘩となり1人が刃物で刺されて死亡した。
「18歳学生、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月3日午後7時30分、バルバ市の路上で18歳学生が銃撃され死亡した。狙われていたのはそばにいた別の男性で、流れ弾を受けて死亡したものだった。
「28歳ニカラグア人警備員、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月3日午後6時30分、サンイシドロ市の工事現場に工具窃盗目的で複数の男性がやってきたところ、警備員の28歳ニカラグア人男性が抵抗したため、銃撃され死亡した。犯人は何も盗らずに逃走した。
●カルタゴ県
「18歳の妊婦、1歳の娘の前で銃撃され死亡」(殺人事件)
3月16日午後1時30分、ラウニオン市で18歳の妊婦が、1歳の娘の前で10発銃撃を受け殺害された。容疑者は付き合っていた男性の誰かと見られている。
●プンタレナス県
「36歳男性、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月2日午後2時、パリータ市で36歳男性が車で走行していたところ、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。2人組の男は、被害者の所持品を奪って逃走した。
「27歳女性、自宅で刺殺」(殺人事件)
3月12日午後、ゴルフィート市の自宅で、27歳女性が強姦後刺殺されているのが発見された。同棲相手の男性は数日前から脅迫を受けており、犯行はこの男性への報復によるものとみられている。脅迫した男性を殺人容疑で逮捕した。
「46歳の浮浪者、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月14日午前4時、コレドーレス市パソカノアスで、46歳パナマ人の浮浪者男性が何者かに銃撃され死亡した。被害者は麻薬中毒者だった。
●グアナカステ県
「71歳男性、喧嘩となり刃物で刺され死亡」(殺人事件)
3月3日午前2時、ラクルス市で71歳男性と55歳男性が喧嘩となり、持っていた刃物で刺され71歳男性が死亡した。
「32歳の妻を刃物で殺害」(殺人事件)
3月6日午前11時頃、リベリア市の自宅で32歳男性が36歳の妻を刃物で殺害した後、自宅に火をつけた。32歳男性は、間もなく自首した。
●アラフエラ県
「25歳の妊婦を殺害」(殺人事件)
3月4日、サンカルロス市の川で25歳の妊婦の遺体が発見された。体中に刃物で刺された跡があり、刺殺された後に川に投げ捨てられたものだった。容疑者として恋人の20歳男性が逮捕された。
「19歳男性、銃撃され死亡」(殺人事件)
3月13日午後9時、アラフエラ市にある店の前で、19歳ニカラグア人男性が友人と麻薬を使用していたところ、徒歩で近づいてきた男性から銃撃を受け死亡した。被害者には窃盗の前科があった。
以上
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