テロに関する注意喚起(3月30日:ウェッドゼム)

 3月30日,モロッコ内務省は,中央司法捜査局(BCIJ)が,29日に解体された8名からなるテロ細胞に関連し,モロッコ中部ウェッドゼムにおいて新たに1名を逮捕したと発表しました。

1 3月30日付内務省の声明によれば,同日,BCIJは,前日29日にウェッドゼム及びタンジェにおいて解体されたテロ細胞に関連し,ウェッドゼムにて新たに1名を逮捕しました。

2 同声明によれば,同容疑者は,爆弾及び自爆ベルトの製造に関する知見を有し,爆発物の原材料の入手を企図していました。

3 また,同声明によれば,同人宅の家宅捜索により,爆発物の起爆装置を製造するための各種部品が押収されました。

 また,当館から先週30日に送付しましたテロに関する注意喚起メールの内容に一部誤りがありましたので,以下のとおり訂正させていただきます。

(3月30日付送付分(訂正後))

1 3月29日付の内務省の声明によれば,同日,BCIJは,ウェッドゼム及びタンジェで活動していた8名からなるテロ細胞を解体しました。この8名は,年齢は21歳から31歳までであり,過激思想及びISILの残虐な手法に染まっていました。

2 同声明によれば,捜査の結果,容疑者らは火薬や自爆用ベルトの製造のための原材料を入手しようとしていたことが判明しました。これは,ISILが企てる体制転覆計画を実行に移すべく,モロッコ国内の複数の都市の影響の大きい場所において大規模なテロを遂行することを目的としたものでした。

3 また,家宅捜査により,猟銃,薬きょう,刀剣類,軍服風のユニフォーム及びISILを称賛する電子情報・書物が押収されました。

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