感染症情報:南アフリカからの輸入食品によるリステリア症の危険性について

南アフリカでリステリア症(リステリア菌による食中毒)が発生し200人程度の死亡者が出ています。原因は南アフリカ国内の食肉加工場でのリステリア菌汚染です。

●製品回収の対応がとられていますが,すでにナイジェリアを含む国外に輸出されているものもあり南アフリカからの輸入食品には注意が必要です。

ナイジェリアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

2018年3月21日

在ナイジェリア日本大使館

1 南アフリカでのリステリア症の発生

(1)3月21日付報道によりますと,南アフリカで2017年1月よりリステリア症(リステリア菌による食中毒)による死亡者が200人程発生しています。調査の結果南アフリカ北東部Polokwaneにある食肉加工場の製品がリステリア菌に汚染されていたことがわかりました。

(2)製品の回収が行われていますが既にナイジェリアを含むアフリカ16カ国に輸出されており,感染拡大が懸念されています。

(3)南アフリカからの輸入食品(特に肉類,乳製品類)には注意し加熱処理を徹底してください。 

2 リステリア症について

(1)感染源

 リステリア菌の経口感染症です。自然界に広く存在しており通常ヒトに感染することはまれですが汚染された食肉加工・乳製品などから感染する場合があります。

(2)症状

 発熱・頭痛,重症化すると髄膜炎症状を来たし意識障害を起こします。

(3)治療

 早期にペニシリン抗生物質による治療が必要です。

(4)予防

 ワクチンはありません。食品の加熱処理を徹底してください。

3 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet

 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/)。

在ナイジェリア日本国大使館領事班

電話(代表)090-6000-9019/9099

(※不通の場合)080-3629-0293(緊急電話)

※回線事情から電話がつながりにくい場合は,以下のメールをご利用下さい。

電子メール  visanigeria@la.mofa.go.jp

ホームページ http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/index.html

(了)