野党連合NASAによる「大統領就任式」について

 明30日(火)、オディンガNASA代表が「大統領就任式」を決行する可能性があります。

 在留邦人の皆様は、「就任式」の予定地とされているウフル・パーク周辺には近づかず、また、今後のニュースを注視した上で、仮にウフル・パーク以外が「就任式」会場となり、近くにいる場合は速やかに退避するようお願いします。

●27日、野党連合NASAオディンガ代表は、ケニア西部ホマ・ベイ郡にて行われた政治集会において、30日(火)に「大統領就任式」を行う旨を改めて宣言しました。

●一方、ケニア治安当局側は、「就任式」の会場とされているウフル・パークに対する厳重な警戒体制を敷いており、誰にも同公園を使用させない旨述べております。

●仮に「就任式」がウフル・パークもしくはその他のナイロビ市内で決行された場合、大きな混乱が発生する可能性がありますので、十分ご注意願います。

●また、実際に「就任式」がどこで行われるかに関わらず、これまでの経緯からキベラ地区及びカワンガレ地区を含むスラムにも混乱が及ぶ可能性が高いことからご注意願います。

●邦人の皆様におかれましては、今後不測の事態が生じ得ることにご留意の上、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。

【警備対策官からのお願い】

○明30日は、「大統領就任式」会場に近づかないようお願いします。

○外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。

与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。

○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。

○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。

平成30年1月29日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

(電話:+254(0)20289−8000)