キャッシュカードのスキミング等の被害について(注意喚起)

最近,邦人がキャッシュカードのスキミング被害に遭い本人の知らない間に多額の現金が引き出されたり,クレジットカードの盗難に遭い高額商品購入等に不正使用される事案が発生しています。カードの暗証番号を他者に知られること等がないよう,十分注意してください。

1 最近,当館では,銀行キャッシュカードからカード情報がスキミングされ,本人の知らない間に多額の現金が引き出されるという事案や,盗難されたクレジットカードが短時間のうちに高額商品購入に不正使用された事案の報告を受けています。

2 一般的に,スキミングでは,「スキマー」と呼ばれる読み取り装置を,ATM等のカード読み取り口に巧妙に設置してカード情報を読み取るとともに,監視カメラ等で暗証番号の情報を得ているといわれています。また,悪質な店舗等で,POS機での支払い時に,カード情報と暗証番号を巧みに読み取る手段もあるとされています。いったんカードがスキミングされると,極めて短時間のうちに多額の現金が銀行口座から引き出されてしまいます。

3 スキミング被害等の防止のため,キャッシュカードやクレジットカードを使用する際には,以下の点を心がけるようにしてください。

○レストランやホテル等の支払いをカードで決済する際には,自分の目の届く場所で,機械にカードを通してもらう。

○カードの暗証番号を入力する際,手元を隠すようにする。特に,監視カメラの映像から暗証番号が漏洩する可能性に備え,上部からも手元が見えないように隠すようにする。

○暗証番号を定期的に変更(中国語:「改密」)する(ATM機で簡単に変更できます)。

○銀行口座の入出金時の携帯へのショートメッセージサービス(中国語:「短信通知」)を申し込み,メッセージが来たら,その内容をよく確認する。

4 万一,カードが盗難に遭った場合や多額の現金が引き出されていることが発覚した場合,速やかに銀行やカード会社に連絡をするとともに,最寄りの派出所にも届け出てください。

(問い合わせ先)

在中国日本国大使館領事部

電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964

HP: http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

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