物価値上げ等に対する抗議活動の可能性(注意喚起)

●パンを始めとする物価の上昇により、国内各地で抗議活動が実施されています。

●今週末、特に金曜の午後から夜間にかけて、デモや抗議活動等が予想されます。大学施設、政府系機関、国連系機関及び宗教施設等には近づかず、人が多数集まっている場所は避けて下さい。

2018年度予算可決後の各種物価上昇に伴い、国内各地で抗議行動が行われている中、ソーシャルネットワーク等で抗議への参加が呼びかけられており、今後も継続して各地で抗議活動が行われる可能性があります。

昨日も、ハルツーム大学において道路に出ようとするデモ隊と警察の間で、睨み合いが続き、機動隊が放水車や催涙ガスで制圧したほか、7日に西ダルフール州で発生した抗議活動では1名の学生が死亡しました。

今週末も、高い確率で抗議活動が行われるとみられており、特に、金曜礼拝後の午後から夜間にかけて、ハルツーム市街地(アルワーハモール隣)のアルカビールモスク及びオムドゥルマンのアルカリーファモスク周辺は注意が必要とみられます。

現在までのところ、特定の場所におけるデモや抗議集会が行われるという具体的な情報には接していませんが、在留邦人の皆様におかれましては、最新の情報収集に努めていただくとともに、週末の午後の時間帯は不要不急の外出を避け、大学施設、政府系機関、国連系機関、宗教関連施設及び多数の人が集まっている場所には近づかない等、被害に巻き込まれることのないよう十分注意願います。

【問い合わせ先】

スーダン日本国大使館

電話:0183471601/2

(夜間:0912300662)