砂塵(ハルマッタン)飛来による大気状態悪化

・砂塵による健康被害にご注意ください。

毎年12月から3月の乾季には、砂塵(ハルマッタン)が飛来し、ダカール市内の5カ所で大気の状態を計測し、大気質指数(AQI)として報告されています。

大気汚染物質の環境基準は各国で異なりますが、年末から、AQIの4段階で最も悪いと報告された日が数日あり、最も悪いとされる日のAQI中の1つの指数PM10は、米国環境基準において”異常事態”とされる濃度に相当します。

PM10は、日本では黄砂が知られ、目・鼻・喉への刺激や、喘息症状の悪化が報告されていますが、その粒子状物質を長期間吸入することで、呼吸、循環器系疾患による死亡リスクの増加も報告されています。

大気の状態は、Centre de Gestion de la Qualité de l'Air

http://www.air-dakar.org

で知ることができます。

大気状態が悪化している場合には、屋外で、呼吸が激しくなるような運動や活動は避けるようにし、屋内では、窓などの開口部から埃の侵入を減らす工夫や、空気清浄機の使用、空気の乾燥に対する濡れタオルや加湿器の利用を検討してください。

特に、小児、高齢者、呼吸器系や循環器系の病気のある方は注意してください。

なお、計測はダカール市内で行われていますが、その他の地方についても同様(場合によってはより注意が必要)ですので、くれぐれもご留意ください。

本件について、その他参考となる情報に接した場合には,大使館にご一報していただきますようお願いいたします。

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【問い合わせ先】

セネガル日本国大使館

taishikan.senegal@dk.mofa.go.jp

Tel+221-33-849-5500,Fax+221-33-849-5555

(夜間緊急 +221-77-569-8103)

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