【緊急】在バングラデシュ日本大使館からの注意喚起

平成29年12月11日

バングラデシュ日本大使館からの注意喚起(ヘファジャッティ・イスラムによる抗議活動の実施について)

13日、ヘファジャッティ・イスラムは米国大使館前で抗議デモを行う旨発表しております。不測の事態に巻き込まれないよう慎重な行動を心掛けて下さい。

バングラデシュにお住まいの皆様、旅行者及びメルマガ登録者の皆様へ

 報道によると、ヘファジャッティ・イスラム(Hefajate-e-Islami Bangladesh。政府統制下にないマドサラを基盤とする保守的イスラミスト集団)は、トランプ米大統領イスラエルの首都をエルサレムにすることを認めるとの声明を発表したことに抗議するため、13日に米国大使館を包囲し抗議行動を行う旨発表しました。また、報道によれは、午前11時にバイトゥル・モハラム国立モスク北ゲートを出発し、米国大使館へ向けて行進し、同大使館を包囲することになっています。そのため、米国大使館に接するマダニ通り(Madani Ave.)やプラガティ通り(Pragati Ave.)がデモの影響により混雑や道路封鎖された場合、特にバリダラ地区、グルシャン地区、ボナニ地区在住者に大きな影響を及ぼすことが予想されます。また、ヘファジャッティ・イスラムが2013年5月にダッカ中心部で行ったデモは、数十人規模の死者を出す惨事となった経緯があり、注意が必要です。

 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、報道等から常に最新の情報を入手するよう努めるとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、群衆への接近を避けることはもちろん、状況により外出を控えることも含め、周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛けることをお願いいたします。また、デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど自らの安全確保に努めてください。

なお、異常事態に遭遇した場合は、大使館までお知らせください。

【通報先】

○執務時間内(日〜木曜日 9:00〜17:45)

大使館(代表)880−2−984−0010

○執務時間外(日〜木曜日の上記時間以外並びに金・土曜日及び祝日)

緊急電話 880−961−099−1094