大統領就任式典関連行事に伴う在ケニア日本国大使館からのお願い

●本26日正午現在、ナイロビを含むケニア全土で、暴動等の発生はありません。

ケニア政府は、11月28日午前9時からナイロビ・カサラニスタジアムで大統領就任式典、午後からはナイロビ市内大統領府にて祝賀行事を開催します。

●同関連行事に伴い、Mombasa road、Uhuru Highway、Museum Hill、Junction of Limuru Rd 、Professor Wangari Maathai Rd 、Thika Super Highwayは、ケニア警察によりレッド・ゾーン指定となりました。詳細な警備措置、措置が取られる時間帯は不明ですが、通行止め等となります。

●また、ケニア警察幹部は、同関連式典等には万全の体制で臨むとしています。警備措置強化に伴い、市中の警察官等は、普段より、過敏な対応をとることが予想されますので、不用意な写真撮影等しないようにお願いします。

●更に、大統領就任式典関連行事には、各国から多数の要人が出席を予定しています。式典当日に加え、明27日、29日には、要人のイン・アウトに伴い、市内からモンバサ・ロード経由、ジョモ・ケニヤッタ国際空港への道路についても、時間帯によっては通行止め等の措置がとられますので御留意願います。

●他方、野党NASAは、大統領就任式典等と平行し、ジャカランダ・グラウンド(ナイロビCBDエリアより東へ約5km、DONHOLM地区)において、政治集会を予定しています。

●以上状況を踏まえ、28日につきましては不要不急の外出は控えるようにお願いします。

ケニアにつきましては、別途、11月24日付、外務省海外安全情報(スポット情報)、「大統領就任式典及び関連行事等に伴う注意喚起」

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C244.html

が発出されています。もう一度ご確認をお願いします。

【現在の在留邦人の行動基準】

○レベル1:十分注意(ただし、28日は不要不急の外出は控えてください)

○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。

【警備対策官からのお願い】

○外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。

与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。

○警察力が、選挙に集中することで、凶悪犯罪やテロの脅威が高まります。ショッピングモールを利用する際は人が集まる時間帯を避けて下さい。

○暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。

○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。

平成29年11月26日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/