●本24日午後1時30分現在、ナイロビを含むケニア全土で、暴動等の発生はありません。
●ただし、ナイロビ各スラムや西部キスム郡では、野党サポーターによる暴動の緊張が高いままなので注意が必要です。
●野党は、本日午後6時から、ナイロビ中心部「Laico Regencyホテル」で、殺害された人々のための募金集会を開催予定です。
●報道によると、野党は、明25日、中部マチャコス郡で、声明を発表し、今後の方針を示す予定です。
●ケニア政府は、11月28日午前9時より、ナイロビ市内モイ・インターナショナル・スポーツ・コンプレックス内カサラニ競技場にて大統領就任式典、午後にはナイロビ市内大統領府にて祝賀行事を開催します。同式典には、外国要人が多数参加することから厳重な警備措置がとられます。
●一方、野党は、同日、ウフルパークで、大規模な集会を開き、ライラ・オディンガ代表が大統領であるとアピールするとの情報があります。当日は、治安状況に加え、交通状況等にも十分留意するようにお願いします。
●今週末から、ケニア全土での治安悪化が予想されますので、外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。
【現在の在留邦人の行動基準】
○レベル1:十分注意
○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。
【警備対策官からのお願い】
○外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。
○与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。
○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。
○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。
平成29年11月24日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班
電話:+254(0)20289−8000