大統領再選挙の混乱に乗じた犯罪・テロへの警戒を

●ナイロビでは、けん銃使用の強盗、窃盗事件が増加するなど治安が悪化しています。

●また、ソマリアとの国境地域では、イスラム過激派組織アル・シャバーブによる中小のテロが発生しており、引き続き、ケニア全土において、テロに警戒する必要があります。

●本日、西側関係機関は、ナイロビ所在キリマニ地区における治安に関し、注意喚起を行いました。

●選挙の混乱に乗じた凶悪犯罪やテロの発生に警戒して下さい。

【警備対策官からのコメント】

○ナイロビでは、8月の総選挙や10月の大統領再選挙の混乱に乗じた、けん銃使用の強盗事件や窃盗事件(空き巣、忍び込み等)が増加しています。

○特に、在留邦人が居住するキリマニ地区やラビントン地区における治安が悪化しています。

○本日、西側関係機関は、ナイロビ所在キリマニ地区における治安に関し、注意喚起を行いました。

○また、ソマリアと国境を接する北東部や沿岸部では、イスラム過激派組織アル・シャバーブによる中小のテロが発生するなど、引き続き、ケニア全土でテロに警戒する必要があります。

【警備対策官からのお願い】

○戸締まりや施錠を確実に行って下さい。

○寝室に至る複数の室内ドアの施錠も確実に行って下さい。

○現金等の貴重品は、寝室の鍵のかかるセーフティーボックスに保管するとともに、その所在についてはメイド等に知られないように保管して下さい。

○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。

○強盗や泥棒と遭遇した際は、決して逆らわないで下さい。物より命が大切です。

○テロの標的となりやすい政府関係施設、ショッピングモール等の欧米人が多く集まる場所を訪れる際は、混み合う時間を避けて下さい。

○外出の際に、不審な状況を察知した場合は、速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意して下さい。

平成29年11月10日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

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