バス車内における拳銃等を使用した強盗事件の頻発

・最近、都市間バスや、テグシガルパ市内を走行中のラピディート(マイクロバス)に客を装って乗車し、拳銃等で乗客を脅した上、金品を奪う強盗事件が頻発しています。

・強盗被害に遭った際は、絶対に犯人に抵抗しないでください。

・都市間バスを利用する際は、極力、目的地までノンストップのバスを選ぶようにしてください。

テグシガルパ市内を走行中のラピディートやコレクティーボ(乗り合いタクシー)の利用は避け、ラジオタクシーを利用してください。

1 強盗の手口

犯人は、客を装って都市間バスやラピディートに乗車し、車内で拳銃やナイフで乗客を脅した上で、全ての乗客から、財布、バッグ、携帯電話等を奪っています。中には、拳銃を発砲したケースもあります。

2 昨年及び今年上半期の犯罪情勢の比較

国立ホンジュラス自治大学暴力研究所によると、昨年上半期の窃盗・強盗の件数は2,419件でしたが、今年上半期は5,597件で2倍以上増加しています。また、警察に被害届を出していないケースも多数あると思われます。

3 強盗被害に遭った時の対応

絶対に犯人に抵抗しないでください。

4 バス車内における強盗被害に遭うリスクを下げる方法

(1)犯人が途中のバス停から乗車し犯行に及んだケースがあることから、都市間バスを利用する際は、極力、目的地までノンストップのバスを選んでください。

(2)テグシガルパ市内を走行中のラピディートやコレクティーボの利用は避け、ラジオタクシーを利用してください。

5 強盗被害を小さくする方法

(1)必要最小限にする

日頃から、持ち歩く現金、貴重品は必要最小限にするように心がけてください。

(2)分散する

必要な現金、貴重品等は、分散して所持するように心がけてください。

(3)捨て金等を準備する

ア ポケット等に「捨て金」を入れておき、強盗被害に遭った時には、できるだけ犯人に取り出させるようにしてください。「捨て金」を取り出すためにポケットに手を入れると、拳銃やナイフを取り出そうとしていると思われ、犯人から銃撃される可能性があります。

イ 現在は使用していない古い携帯電話等(データを消去したもの)を「捨て携帯」として所持しておくことも、強盗被害を小さくする方法の一つです。

(4)その他

ア クレジットカード、携帯電話等の利用停止手続を事前に確認し、連絡先をメモしておくなど、速やかに利用停止手続が取れるようにしておいてください。

イ スマートフォンや携帯電話等には、パスワード等によるロックをかけておきましょう。また、スマートフォンには盗難や紛失に対する機能(遠隔操作によるロック等)を備えたものもありますので、事前に使い方を確認しておきましょう。

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