イスラエル・パレスチナにおける注意喚起(安全対策等)

・ 当地情勢は流動的であり、特にエルサレム旧市街(特に、ライオン門、ダマスカス門等付近)、東エルサレム、及びヨルダン川西岸地区の検問所付近等では、衝突事案等の突発的な発生が、懸念されます。

・ 毎週金曜日の正午頃には、各モスクにおいて、イスラム教徒による大規模な集団礼拝(金曜礼拝)が行われることから、同礼拝及びその前後の時間帯においては注意が必要です。

1 注意事項

(1)衝突や暴力事案が発生する可能性のあるエルサレム旧市街、特にアルアクサ-・コンパウンド(神殿の丘)及びその周辺地域のライオン門やダマスカス門、東エルサレム、及びヨルダン川西岸地区内各所に設置のイスラエル軍検問所付近等には近寄らない等、十分注意を払って下さい。

(2)テロの標的となりやすい路線バス、シェルート(小型乗合バス)、ライトレール(路面電車)の利用は極力避けて下さい。

(3)以下の場所に出入りする際は、十分注意して行動してください。

 観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパー・マーケット、ナイトクラブ、映画館等の人が多く集まる施設。教会・モスク等宗教関係施設、公共交通機関、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等。

(4)当地ではガザ地区等からのロケット弾等飛来の可能性があることを常に考慮し、ロケット弾飛来を知らせるサイレン等に接した場合には、近隣のシェルター又は堅牢な建物に避難できるよう日頃より心がけて下さい。

(5)海外安全情報(外務省海外安全ホームページ参照: http://www.anzen.mofa.go.jp/ )に従い、レベル3(渡航中止勧告)に指定されている地域には近寄らないで下さい。

(6)行動にあたっては、「巻き込まれ」の危険性に十分注意を払うとともに、海外安全情報(外務省海外安全ホームページ)の確認、当地報道及び在イスラエル日本国大使館ホームページ等から、最新の治安情報の入手に心がけて下さい。

2 最近発生した主な治安事案

(1)10月18日午後、ヨルダン川西岸地区ヘブロン北部のガッシュエツィオン・ジャンクションにてパレスチナ人男性(単独)がナイフを使用した襲撃事件を起こし、イスラエル兵士による発砲を受け重体となる事案が発生しました。

(2)9月26日午前、エルサレムに隣接するヨルダン川西岸地区付近のハーアダル入植地でパレスチナ人(単独)による銃器等を使用した襲撃事件により、イスラエル兵士3名が死亡し1名が重体となる事案が発生しました。

(3)8月12日(土)午後、エルサレム旧市街ダマスカス門付近において、パレスチナ人女性がナイフにてイスラエル人男性を襲う事案が発生しました。これによりイスラエル人男性は負傷、犯人は現場で逮捕されました。

(4)8月8日(火)夜、ガザ地区からロケット弾が発射され、アシュケロン市(ガザ地区境界より約10km)の開豁地に着弾しました。これによる被害はありませんでした。

(5)8月2日(水)午前、ヤブネ市(テルアビブ市南約20km)のスーパー・マーケットにおいて、ユダヤ人男性がパレスチナ人男性(ヘブロン出身少年)に刺され、重傷を負いました。犯人は現場で逮捕されました。

3 問い合わせ先

イスラエル日本国大使館 領事部  

電話:(03)695−7292

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