シーア派宗教行事の「アーシューラー」の行列や集会等の行事が、各シーア派居住区内にて行われているほか、旧真珠広場におけるデモが呼びかけられておりますので、周辺には近付かないでください。
１．アーシューラー行事
現在予定されている大規模なアーシューラー行事は、以下のとおりです。（※下記が全てではありません。また日時・場所等は変更される可能性があります。）
●2日(月)午後1時頃〜：ジドハフス(Jidhafs 地図19)、デイエ(Ad Daih 地図20)、サナビス(Sanabis 地図21)
●3日(火)午後2時頃〜：アーリ(Aali 地図28)
●4日(水)午後2時頃〜：シトラ(Sitra 地図36)
【地図】
http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf
２．デモの呼びかけ
本日(2日)午後5時から、ファールーク交差点（Al Farooq Junction ※通称パール・ラウンドアバウト、旧真珠広場)において、デモが呼びかけられています。
本日午後は、デイエ、サナビス付近（バーレーン・モール、ダナ・モールも含みます）に、数万人が集まることが見込まれ、その行事参加者がデモに向かう可能性があります。また周辺地区には、多くの車両が駐車され、身動きが取れなくなる可能性があります。
バーレーン治安当局は、会場周辺を交通規制するとともに、同行事がテロの対象となるとみて、さらなる警戒強化（武装警察官及び警察犬の増強配置等）を行っています。周辺には、近付かないで下さい。
３．最近の治安当局との衝突
昨日(10月1日)もディラーズ(Diraz 地図3)、ヌウェイドラート(Nuwaidrat地図33) において治安当局と群集との衝突があったほか、先週から今週にかけて、マーミール(Maameer 地図34)、ドミスタン(Damistan 地図38)、カルザカン(Karzakkan 地図39)において、衝突が起こり、火炎瓶や石等の投てきに対し、警察は催涙ガス弾で対処した模様です。
衝突の直接の原因は、アーシューラー行事において、許可されていない旗や横断幕を警察が撤去したことですが、アーシューラーならではの宗教的な高揚、多数の人が集まる雑踏的な混乱も背景にあります。
警察は、違法物件を厳しく取り締まる方針を変えておらず、これに対しシーア派住民の反発が強まっていることから、今後も同様の衝突が続く可能性があります。
４．邦人の皆様におかれましては、
○ 事件や不測の事態に巻き込まれることのないように最新の情報入手に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保してください。
○ シーア派地区内に立ち入ることは、昼夜を問わず避けてください。
○ 数年来バーレーンで発生している爆発物や銃器使用のテロ事件は、警戒中の警察官を狙ったものです。警戒中の警察官及び車両には、近付かないでください。
○ 治安当局による警戒強化のため、検問や職務質問（身分確認や所持品検査等）が随所で行われ、それに伴う渋滞や混乱も予想されますので、ご注意ください。
○ ショッピングモール、ホテル、観光施設、市場等不特定多数が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意を払い、「爆発音を聞く」「煙を見る」「人が多数集まっている」ほか不審な状況を察知したら、直ちにその場を離れるなど、安全確保に十分注意を払ってください。
５．バーレーンの休暇について
●9月29日(金)〜10月2日(月)は、バーレーン政府をはじめとする公共機関の多くは、アーシューラー休暇となりますのでご注意下さい。
●大使館も同日程で休館となりますのでご了承下さい。
●通常の領事窓口の開設時間は、次のとおりです。
・日曜日〜木曜日(金・土曜日は定休日)
・午前8時〜午後2時(査証申請の受付は午後1時まで)
【問い合わせ先】
在バーレーン日本国大使館 領事部
メールアドレス： nippon@bh.mofa.go.jp
当館公式サイト（日本語） http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
電話：+973-1771-6565
ＦＡＸ：+973-1771-5059
休館日はこちら http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm
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