キューバ:ハリケーン・イルマ通過後の甚大な被害における注意喚

ハリケーン・イルマによる甚大な被害により,キューバではライフラインの途絶,感染症の拡大や治安の悪化等のおそれがありますので,キューバへの渡航・滞在を予定されている方は,渡航の是非を慎重に検討して下さい。

1 ハリケーン・イルマは,8日から10日にかけてキューバの北岸部を直撃し,200万人以上が避難を余儀なくされ,死者10名及び全国的な停電及び断水を伴う甚大な被害を及ぼしました。

2 こうした中,キューバ当局(市民防衛本部:Estado Mayor de Defensa Civil)は,自然災害に関する注意喚起として,東部サンティアゴ・デ・クーバ県,西部ピナール・デル・リオ県,南部フベントゥ島を除く全ての地域について,順次避難解除の指示を行い,衛生・保健上の措置及び被災地の復旧作業にとりかかることを指示する「回復フェーズ」という段階にあることを宣言しているところ,今後も復旧作業が継続される見込みです。

3 つきましては,首都ハバナを含め政府が「回復フェーズ」を宣言している地域では,今後も,停電・断水の継続,物資供給不足の発生,交通機関の乱れ,略奪等の治安の悪化,衛生状態の悪化による感染症の拡大等のおそれがありますところ,キューバへの渡航・滞在を予定されている方は,上記状況をふまえ,渡航の是非を慎重に検討して下さい。

4 万一災害に巻き込まれた場合は,キューバ当局(市民防衛本部)等が発表する注意喚起等に従って安全確保に努めるとともに,在キューバ日本国大使館(下記連絡先)まで連絡してください。

5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

(問い合わせ先)

 ○外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)

 ○領事局海外邦人安全課(内線)2306

 ○海外安全ホームページ

  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.htmlスマートフォン版)

  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館等連絡先)

○ 在キューバ日本国大使館

住所:Centro de Negocios Miramar, Edi. 1,5 to. Piso, Ave. 3ra, Esq. a 80, Miramar, Playa, Habana, Cuba (Apartado No. 752)

電話:07-204-3355

  国外からは(国番号53)7-204-3355

FAX:07-204-8902

  国外からは(国番号53)7-204-8902

ホームページ: http://www.cu.emb-japan.go.jp/