ピエロ姿の暴力事件に係る注意喚起

【ポイント】

●警察は、ピエロ姿をした者による通行人等への暴力に対し注意喚起。

●同種事件は、昨年、州内で350件以上が発生。

●多くは、深夜朝方の時間帯や人通りの少ない場所において発生する傾向。

【内容】

1.報道(9月8日付ライニッシェ・ポスト紙)によれば、州警察ではピエロ姿をした犯罪者(Horrorclown)による暴力事件が、昨年に続き今年も発生する可能性があるとして注意喚起を行っているとのことです。

2.昨年はハロウィン(10月末)の約2週間前に、レーバークーゼンにおいて、ピエロ姿をした者によるナイフでの襲撃事件が州内で初めて発生しました。その後、同種の事件は州内各地で350件以上発生したとのことです。なお、昨年発生した事件の多くで被疑者はナイフや棍棒等を所持し、被害者に対して不意の襲撃をしております。

3.今回、この時期に警察が注意喚起を始めた背景は、今月21日から映画館でホラー映画「Es(英語名It)」が上映されるためとのことです。同映画にはピエロ姿をした者が人を殺傷する内容が含まれており、それに触発された者による犯行が懸念されるとしています。

4.一般的にこれらの暴力犯罪の多くは、深夜朝方の時間帯や人通りの少ない場所において発生する傾向があります。基本的な対策としては、

○ 深夜朝方の時間帯や人通りの少ない場所を避ける

○ 複数で行動する

○ 周囲への警戒を怠らない(隙を作らない)

○ ピエロ姿等に仮装した人物に対する警戒を怠らない

などが考えられます。万一、そのような人物に遭遇した場合は、すぐに110番で通報するよう警察では呼びかけています。

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デュッセルドルフ日本国総領事館