ハリケーン・イルマの接近に伴う注意喚起(その4)

○ハリケーンイルマは依然カテゴリー4の強い勢力を保ったままキューバ北岸を通過中です。

ハバナ県では、本9日午前から海岸部で海水の流入が始まると予報されています。

○最新の気象情報及びキューバ当局(Estado Mayor de Defensa Civil)の発表をよく確認し,適切な安全対策を講じてください。

1 ハリケーン・イルマは,カテゴリー4の非常に強い勢力〔中心付近の風速250km/h〕を保ったまま,キューバ北岸沖を時速19キロで通過しています。依然西北西に進路をとり,途中で北に進路を変える見込みです。引き続き各地で大雨,強風,高波が見込まれます。

2 キューバ当局(市民防衛本部)は,9日9時現在以下の警報を発出しています。(警報のそれぞれの意味は注をご覧ください)ハバナは,警報フェーズに段階が上がりました。

(1)警報フェーズ:グアンタナモサンティアゴ・デ・クーバ,グランマ,オルギン,ラス・トゥナス,カマグエイ,シエゴ・デ・アビラ,ビジャ・クララ,サンクティ・スピリトゥ,シエンフエゴス,マタンサス、マヤベケ,ハバナ,アルテミサ

(2)警戒フェーズ: ピナール・デル・リオ

(3)情報提供フェーズ: フベントゥ島

<注>

(1)警報フェーズ:大型ハリケーンが18〜72時間以内に接近又は上陸する。このフェーズは、指定される地域がハリケーン中心部に結びついた強風、すなわち相当に激しい強風によって直接被害が及ぼされると予想される時にのみ発出され,防災上の措置をとり,不要な外出禁止や避難指示に従うべきことが定められている段階

(2)警戒フェーズ:大型ハリケーンが36−60時間以内に接近又は上陸する可能性があるため,具体的な防災上の措置をとる段階

(3)情報提供フェーズ:大型ハリケーンが60−72時間以内に接近又は上陸する可能性があるため,必要な防災上の準備を始める段階

3 警報フェーズに入った地域では、今後、特に洪水や強風に対して、外出禁止、避難指示等の当局からの指示がある可能性がありますので、よく注意して行動してください。万一、災害に巻き込まれた場合には、当局の情報提供、指示に従い、安全確保に努め、在キューバ大使館に連絡してください。

(問い合わせ先)

 ○外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)

 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306

 ○海外安全ホームページ

  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.htmlスマートフォン版)

  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(モバイル版)

 ○ 在キューバ日本国大使館

住所:Centro de Negocios Miramar, Edi. 1,5 to. Piso, Ave. 3ra, Esq. a 80, Miramar, Playa, Habana, Cuba (Apartado No. 752)

電話:07-204-3355

  国外からは(国番号53)7-204-3355

FAX:07-204-8902

  国外からは(国番号53)7-204-8902

ホームページ: http://www.cu.emb-japan.go.jp