Turkuでの傷害事件(続報)

18日にフィンランドのトゥルクで発生した死傷事件の事実関係は以下のとおりです。最新の情報の入手に努め、安全確保に十分注意してください。

備考(Comment)

1 18日にフィンランドのトゥルクで発生した死傷事件について、フィンランド関係当局発表による事実関係は以下の通りです。

 (1)18日(金)午後4時頃、フィンランド南西部のトゥルク市中心部のカウパットリ広場およびプートリ市場広場で、モロッコ国籍者がナイフで通行人を襲い、10名が死傷しました。容疑者については、その場で逮捕され、現在病院に収容されて取り調べを受けています。また、他に4名のモロッコ国籍者が事件に関与したとして、拘留され、取り調べを受けています。捜査当局は、本件をテロ目的のための殺人および殺人未遂事件として、捜査を進めています。

(2)この事件では10名の被害者が出ており、そのうち2名が死亡し、8名が負傷しました。負傷者の中には、イタリア、英国、スウェーデンからの外国人3名も含まれています。

(3)フィンランド当局は、当地の脅威度について4段階中の「2 高まっている」のままとしていますが、警察などの関係機関が、国境、空港、主要都市等にて警戒を強めています。

2 ついては、引き続き関連情報に注意して行動してください。また,欧州では,テロが続発しており,更なるテロの発生が懸念されます。最新情報の入手に努め,安全確保に十分注意を払ってください。