ベトナムにおけるデング熱患者の増加(蚊に刺されぬよう御注意)

ベトナム保健省等は、デング熱感染者数が昨年同時期を上回っていることを受け、注意を呼びかけています。

デング熱に予防薬はなく、蚊に刺されないようにすることが最善の予防方法です。デング熱の症状が疑われる場合には、早期に医療機関を受診ください。

1 ベトナム保健省及びハノイ市保健局は、ベトナム国内でのデング熱感染者数が昨年同時期を上回っていることを受け、注意を呼びかけています。また、ハノイ市では、本年1月から7月の感染者が8,982人に上り、8月7日現在、6人が重症化により亡くなっているとのことです。

2 デング熱に予防接種や予防薬はなく、蚊に刺されないことが最善の予防方法です。つきましては、以下の点をも参考に、蚊に刺されないよう予防措置に務めてください。また、急激な発熱(38〜40度)、頭痛、関節痛など、デング熱が疑われる症状が発生した場合には、早期に医療機関を受診願います。

○外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし,肌の露出した部分には虫除けスプレー等を2〜3時間おきに塗布する。

○室内においても,電気蚊取り器,蚊取り線香や殺虫剤,蚊帳(かや)等を効果的に使用する。

○規則正しい生活と十分な睡眠,栄養をとることで抵抗力をつける。

○突然の高熱や頭痛,関節痛や筋肉痛,発疹等が現れた場合には,デング熱を疑って,直ちに専門医師の診断を受ける。

○なお,蚊の繁殖を防ぐために,タイヤ,バケツ,おもちゃ,ペットの餌皿等を屋外放置しない,植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

<参考情報> 

厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱

http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

国立感染症研究所 「デング熱

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html

外務省 世界の医療事情(ベトナム

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/viet.html

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