エッフェル塔においてナイフを所持した男の侵入事案の発生

●8月5日、エッフェル塔において、ナイフを持った男が侵入しようとした事件が発生しました。

報道等によれば、8月5日、23:30頃、パリ中心部のエッフェル塔において、男がナイフを振り回しながら侵入しようとした事件が発生しました。男は直ちに治安部隊等により逮捕され、怪我人などはいなかったようですが、エッフェル塔では一時避難措置が講じられた模様です。

事件については、捜査が継続されていますが、一部の報道では、逮捕された男が過去に精神科の通院歴があることや事件時に「アラーアクバル(神は偉大なり)」と叫んでいた等報じられています。

フランスでは、本年、ルーブル美術館において、ナイフで武装した男が暴れた事件(2月3日)、ノートルダム寺院前において、男がハンマーで警察官を襲撃した事件(6月6日)、シャンゼリゼ通りにおいて、車両が国家憲兵隊の車両に突入した事件(6月19日)などが発生しています。

観光地における事件が連続して発生していますが、皆様方におきましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き、安全確保に十分注意してください。

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2017年8月6日

在フランス日本国大使館

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