野党による夜間追悼のデモ(7月13日午後5時頃予定)

・野党連合MUDは,これまでの抗議デモの参加中に亡くなった者を追悼するため,7月13日(木)午後5時頃,カラカス首都圏チャカオ市及びバルータ市において,夜間デモを呼びかけています。

・追悼デモは夜間に行われるため,不測の事態も予測されることから,デモ・集合場所付近には,絶対に近づかないようにお願いします。

安全情報No.53/2017年(野党支持者による追悼の夜間デモ・集会に関する注意喚起)

ベネズエラにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ベネズエラ日本国大使館

1 追悼デモの予定

7月13日(木)午後5時頃,チャカオ市アルタミラ広場に集合した後,

(1)アルタミラ広場→(2)フランシスコ・ファハルド高速道路アルタミラ出口→(3)ラ・カルロタ地区→(4)ラス・メルセデス地区→(5)カンポ・アレグレ地区を周り,再度,アルタミラ広場に戻る予定です。

2 注意事項

(1)デモが始まれば,アルタミラ広場周辺のフランシスコ・デ・ミランダ通り,フランシスコ・ファハルド高速道路の主要道路の一部が閉鎖されると思われます。

(2)デモ終了後,アルタミラ広場に集まったデモ隊に対し,これを排除しようとする治安機関との衝突の可能性があります。

(3)チャカオ市,バルータ市内においては,道路でゴミを燃やす等の事案が発生するおそれがあります。

(4)治安機関は,デモを制圧する際,催涙ガスを使用しており,催涙弾が人体に直撃して死亡する事件が発生しているほか,催涙弾の中には,劇症アナフィラキシーショック死や視覚障害,脳障害を引き起こす可能性のあるガスも含まれています。そのため,催涙弾が使用される場面に遭遇した場合は,風上や建物内に避難するようにして下さい。

(5)治安機関は,ビー玉状のものを弾頭として使用したスラッグ弾を,ショットガンから発射している可能性があります。このスラッグ弾が命中した場合,ビー玉が身体にめり込み,人を骨折させる程の威力があり,極めて危険です。

(6)デモ隊の中には,通常の火炎瓶だけでなく,手製バズーカ砲の様なものを使用して,ロケット弾のように火炎瓶を遠距離まで飛ばす可能性があります。これは,完全装備の治安要員を負傷させる程の威力があり,極めて危険です。

(7)現下の厳しい経済状況や治安の悪化もあり,当面,夜間早朝の外出及び不要不急の外出は極力控え,できる限り,食料品・飲料水等の備蓄に努め,やむなく外出せざるを得ない場合には,テレビ・ラジオ・インターネット等で,事前に外出先や経路の状況を確認するようにお願いいたします。

3 連絡先

ベネズエラ日本国大使館

住所:Torre Digitel, Piso 9, Av. Don Eugenio Mendoza con Esquina Calle Miranda, Urb .La Castellana, Chacao, Miranda

電話:(+58)-212-262-3435

FAX:(+58)-212-262-3484

ホームページ:http://www.ve.emb-japan.go.jp/

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