【緊急】 ラマダン明けに伴うテロに対する注意喚起

イスラム教徒にとって、今週末がラマダン(断食)の最終週となり、6月23日(金)から6月27日(火)までの間は、ケニア国内での、テロに対する注意を強化する必要があります。

●最新情報の入手に努め、テロの標的となりやすい場所を訪れる際には、安全確保に十分注意を払ってください。

1.詳細は,下記のとおりです。

ラマダンが終了するのは、6月24日頃です。

○また、その後の約3日間(6月25日頃から6月27日頃)、イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。ケニアでは、6月26日が祝日となります。

○最近、ヨーロッパを始めとする各国で、爆弾や銃撃に加えて、車両やナイフを使用したテロが発生しています。

ケニアでは、北東部やソマリア国境において、ソマリアイスラム過激派組織アルシャバーブによる警察や軍に対するテロ攻撃が多発しています。

○当地メディアは、ケニア警察が、6月18日(日)ナイロビ・イスリー地区で約80名のテロ関係者を逮捕したと報じています。

○ナイロビ、モンバサを含む全土で、引き続きテロへの警戒が必要です。

2.警備対策官からのお願い

(1)最新の関連情報を入手する。

(2)テロの標的となりやすい場所には、できるだけ近づかないようにする。

(例:ショッピングモール,ホテル等、人が多く集まる施設,公共交通機関,政府関連施設,宗教関連施設,欧米関連施設や欧米人が多く集まる場所等)

(3)特に,軍,警察,治安関係施設には、できるだけ近づかない。 

(4)不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れる。

(5)爆発音・銃撃音を聞いたら、伏せる、身を隠す、逃げる。

(6)テロ事件現場には近付かない(第2波攻撃のおそれ)。

(7)テロ事件発生時には、外出を避ける(同時多発テロのおそれ)。

平成29年6月22日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/