在サウジ大使館からの注意喚起(テロ)

No.27

平成29年6月11日

サウジアラビア日本国大使館

サウジアラビアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

サウジ国内におけるテロの脅威に関する注意喚起

1 報道によれば,7日にイランの首都テヘランで発生したテロ事件において,イスラム過激派組織ISIL (イラク・レバントのイスラム国)は犯行声明を出し,テヘランでのテロの前に録画された映像の中で,サウジアラビア政府に対し,「イランの次はお前らの番だ」とテロ攻撃を警告するメッセージを発出しました。

2 また,9日,在サウジアラビア米国大使館は在留米国人に対し,概要次のとおりテロ攻撃の可能性に関する注意喚起メッセージ(Security Message)を発出しました。

 ○国境を越えたAQAP(アラビア半島アル・カーイダ)とISIS(Daesh:イスラム国)によるテロ攻撃の継続的なリスクのために,米国民は外国人が頻繁に訪れる場所で注意を払うよう勧告。テロ攻撃は,サウジ国内どこでも発生する可能性がある。

3 現時点において,国内における具体的なテロ事件等は確認できておりませんが,以上の状況に十分注意し,事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。テロの標的となりやすい場所(イベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設,モスク等宗教関連施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるか,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払ってください。

(以上)