在ベネズエラ大使館(デモに関する注意喚起)

安全情報No.34/2017年(野党支持者による追悼デモに関する注意喚起)

野党連合MUDは,7日(水)にデモの参加中に亡くなった学生を追悼するため,6月8日(木)午後5時から,カラカス首都圏チャカオ市においてデモを呼びかけています。

7日は,国家警備軍(GNB)の兵士1名も任務中にチャカオ市内で殺害されており,治安機関内でもデモ隊に対し悪意のある感情が高まっていることから,双方の衝突の可能性もあり,注意が必要です。

ベネズエラにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ベネズエラ日本国大使館

1 抗議集会の予定

6月8日(木)午後5時頃,カラカス首都圏チャカオ市パルケ・クルスタルに集合した後,学生が亡くなったとされるチャカオ市チャカイ−ト地区ファン・パブロ2世広場までデモを行う予定です。

2 注意事項

(1)8日(木)午後5時頃から,フランシスコ・デ・ミランダ通りが閉鎖されると思われます。

(2)抗議集会後,チャカオ市内各地(アルタミラ広場等)にデモ隊が再集合し,これを排除しようとする治安機関との衝突の可能性があります。

(3)治安機関は,デモを制圧する際,催涙ガスを使用しており,催涙弾が人体に直撃して死亡する事件が発生しているほか,催涙弾の中には,劇症アナフィラキシーショック死や視覚障害,脳障害を引き起こす可能性のあるガスも含まれています。そのため,催涙弾が使用される場面に遭遇した場合は,風上や建物内に避難するようにして下さい。

(4)治安機関は,ビー玉状のものを弾頭として使用したスラッグ弾を,ショットガンから発射している可能性があります。このスラッグ弾が命中した場合,ビー玉が身体にめり込み,人を骨折させる程の威力があり,極めて危険です。

(5)デモ隊の中には,通常の火炎瓶だけでなく,手製バズーカ砲の様なものを使用して,ロケット弾のように火炎瓶を遠距離まで飛ばす可能性があります。これは,完全装備の治安要員を負傷させる程の威力があり,極めて危険です。

(6)現下の厳しい経済状況や治安の悪化もあり,当面,夜間早朝の外出及び不要不急の外出は極力控え,できる限り,食料品・飲料水等の備蓄に努め,やむなく外出せざるを得ない場合には,テレビ・ラジオ・インターネット等で,事前に外出先や経路の状況を確認するようにお願いいたします。

3 連絡先

ベネズエラ日本国大使館

住所:Torre Digitel, Piso 9, Av. Don Eugenio Mendoza con Esquina Calle Miranda, Urb .La Castellana, Chacao, Miranda

電話:(+58)-212-262-3435

FAX:(+58)-212-262-3484

ホームページ:http://www.ve.emb-japan.go.jp/

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