在バーレーン大使館からシトラにおける爆発事件

昨夜、シトラにおいて警察車両を狙った爆発事件が発生した模様です。負傷者の報はありませんが、周囲の建物が一部損傷した模様です。

2017年5月26日

バーレーンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

バーレーン日本国大使館

1.詳細は不明ですが、5月25日(木)午後9時頃、シトラ(Sitra 地図36)のシーア派居住区内において、警戒中の警察車両を狙った爆発事件が発生した模様です。負傷者の情報はありませんが、付近の建物が一部損傷した模様です。

2.5月23日(火)、ディラーズ(Diraz 地図3)地区における警察の摘発作戦によりテロ容疑者等286人が逮捕され、また作戦の際、容疑者グループ5人が死亡したことに対するデモ等の抗議活動が呼びかけられており、一部のシーア派地区においては、連日、デモ活動及び治安部隊との衝突事件が発生しております。

3.なお未確認情報ですが、本日午後、摘発作戦により死亡した容疑者等の葬儀が、マナーマ市内のマホオツ(Mahooz)の墓地にて執り行われるとの情報があります。

また、死亡者の出身地であるディラーズ(Diraz 地図3) バニ・ジャムラ(Beni Jamrah 地図2) 、サール(Saar 地図7)、ジュフェール(Juffair)においては、近々追悼集会が行われる可能性があり、周辺では治安部隊との衝突の恐れがありますので、各シーア派居住区内には近付かないで下さい。

4.各シーア派地区内では、デモや治安部隊との衝突が続いていますので、昼夜を問わず立ち入らないでください。一部の地区では、過激グループによるタイヤ放火、石・火炎瓶の投てきに対し、治安部隊が催涙ガス弾やショットガン(散弾銃)で応戦するという衝突が発生しており、負傷者も出ている模様です。

5.ここ数年来発生している爆発物や銃器使用のテロ事件は、警戒中の警察官を狙ったものです。警戒中の警察官及び車両には、近付かないでください。

シーア派地区(修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があります。国内各地に点在しておりますが、これらの特徴により見分けることができます。)では、参集者と治安部隊との間で度々衝突(石や火炎瓶の投てきに対し、治安部隊が催涙ガス弾や散弾銃で応戦)があるほか、タイヤ放火やガレキ等の障害物により道路が封鎖され、渋滞が起こり、ときには脱出できない場合があります。

●デモ隊や群衆に遭遇した場合、爆発音を聞いた場合或いは不審者(車)、不審物、黒い煙を見つけた場合は、すぐにその場から離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう、安全対策にご留意ください。

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本情報に出てくる地区の場所は、【MAP:バーレーン王国】をご参照ください。

http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf

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【在バーレーン日本国大使館 領事部】

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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