在ベネズエラ大使館(抗議活動に関する注意喚起)

安全情報No.21/2017年(夜間における抗議集会・デモに関する注意喚起)

野党連合MUDは,制憲議会への反対,マドゥーロ大統領の退陣,憲法秩序の回復及び民主主義の尊重,諸選挙の実施等を求め,5月17日(水)の夜,カラカスにおいて抗議集会を呼びかけています。

夜間の集会は,これまであまり例がなく一部の野党支持者が過激な行動に出ることも予想されますので,下記の情報をご参照頂き,集合場所付近には近づかないようにお願いします。

ベネズエラにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ベネズエラ日本国大使館

1 内容

野党連合MUDは,5月17日(水)の夜,カラカスにおいて抗議集会を呼びかけています。夜間の集会は,これまでもあまり例がなく一部野党支持者が過激な行動に出ることも予想されますので,下記の情報をご参照頂き,集合場所付近には近づかないようにお願いします。

2 抗議集会の予定

5月17日(水)午後5時から,カラカス首都圏チャカオ市ロス・パロス・グランデス地区パルケ・クリスタル及びリベルタドール市モンタルバン地区ラ・ビジャ・ショッピングモールにおいて,抗議集会を予定しています。

*野党連合MUDは,5月18日(木)も,リベルタドール市の内務司法省に向かうデモ・抗議集会を計画しています。

3 注意事項

(1)17日(水),夕方より,フランシスコ・ファハルド高速道路の西側周辺及びフランシスコ・デ・ミランダ通りが閉鎖されると思われます。

(2)集会が長時間に及んだ場合,これを排除しようとする治安機関との衝突の可能性があるほか,リベルタドール市1月23日地区,エル・パライソ地区,エル・バジェ地区,スクレ市ペタレ地区等で,夜間,小規模の暴動や略奪,道路でゴミを燃やす等の騒擾事案が発生するおそれがあります。

(3)治安機関は,デモ・抗議集会を制圧する際,たびたび催涙ガスを使用しており,催涙弾が人体に直撃して死亡する事件も発生しているほか,催涙弾の中には,劇症アナフィラキシーショック死や視覚障害,脳障害を引き起こす可能性のあるガスも含まれています。そのため,催涙弾が使用される場面に遭遇してしまった場合は,風上や建物内に避難するようにして下さい。

(4)現下の厳しい経済状況や治安の悪化もあり,当面,夜間早朝の外出及び不要不急の外出は極力控え,できる限り,食料品・飲料水等の備蓄に努め,やむなく外出せざるを得ない場合には,テレビ・ラジオ・インターネット等で,事前に外出先や経路の状況を確認するようにお願いいたします。

4 連絡先

ベネズエラ日本国大使館  電話:0212−262−3435