在イラン日本国大使館からの注意喚起

5月2日,イラン国内で邦人が被害者となる侵入窃盗(空き巣)事件が発生しましたので十分注意してください。

イランにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在イラン日本国大使館

5月2日(火),テヘラン市内シャルケガラブ地区において,在留邦人が被害者となる侵入窃盗(空き巣)事件が発生しました。

1 被害状況

空き巣被害に遭ったのは在留邦人の居宅(独立家屋)で,同人が一時帰国中に事件が発生し,同家屋内にあった金庫(現金在中)等が盗まれました。同家屋は夕方から翌朝にかけて警備員が常駐し,また,玄関は観音開きスチール製扉(2個の鍵)及び木製扉(2個の鍵)で二重に施錠されていたにも関わらず,犯人は警備員が不在となる午前中,スチール製扉をバールでこじ開け,木製扉を打ち破るなどして開扉・侵入したものです。

2 注意喚起事項

同様の被害に遭わないために,下記事項につき注意して頂くようお願いします。

・不在時もリビング等の電気を点けたままにしてください。

・自分の行動予定は不用意に第三者に知らせないでください。

・住居において貴重品を管理する際は,施錠できる金庫等に保管する。また,必要に応じて勤務先(事務所等)の金庫等にも分散して保管してください。

・住居の選定に当たっては,警備員や防犯カメラの常駐・設置等セキュリティ体制が確立されていることが重要です。

・家主ではない第三者(前入居者、掃除人等)が玄関錠の合鍵を所持しているおそれがある場合は,入居時等のタイミングで錠を交換してください。

・上記安全対策のほか,住居周辺の治安情勢については,報道等において最新の情報を入手するなどして自らの安全確保に努めてください。

3 連絡先

在イラン日本国大使館領事班

電話:(+98)-(021)-22660710(代表)

FAX :(021)22660746

e-mail: consular@th.mofa.go.jp

HP: http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html