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ニカラグア大使館からの注意喚起

「セマナ・サンタ(聖週間)」における各種被害・事故防止

 ニカラグアは,まもなく「セマナ・サンタ(聖週間)」を迎えます。セマナ・サンタを安全で楽しく過ごすため,連休中の様々なリスクについて改めてご確認頂くようお願い致します。

ニカラグアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

ニカラグア日本国大使館

 ニカラグアはまもなくセマナ・サンタを迎え,土日を含む13日〜16日は4連休となります。ニカラグアでは,多くの人が地方の観光地や保養地などに旅行に出かけます。特に,レオン,グラナダなど各種イベントが開催される観光都市,及びサン・フアン・デルスール,コーン島などのビーチリゾートには,大勢の観光客が集中します。連休中は気分が開放的になり,警戒心が緩む傾向にあるため,犯罪被害,交通事故,水難事故などのリスクが高まります。

1 犯罪被害

 最近の犯罪傾向として,比較的安全とされていた観光地において,外国人観光客を対象とした犯罪被害の発生が多数報告されています。以下の事例を参考に,ご自身,ご家族の安全対策に活用して頂くようお願い致します。

○事例1:飲食後の観光客を狙った強盗  

 午後10時頃,グラナダ市中央公園付近路上において,外国人女性2名が市内のレストランからホテルに帰ろうと歩いていたところ,オートバイに乗った男2名が女性らをナイフで脅迫し,財布,旅券,スマートフォン,パソコン等が入ったリュックサックを奪った。

○事例2:セキュリティの低い宿泊施設を狙った空き巣

 リバス県サン・フアン・デルスール市内のバンガロー型宿泊施設において,簡素な施錠設備に乗じて,何者かが宿泊客の海水浴中に客室に侵入し,現金,クレジットカード,パソコン等を盗んだ。

○事例3:日没後のビーチにおける強盗

 午後7時頃,リバス県トーラ市ヒガンテ海岸において,男女数名の外国人観光客がビーチで飲食していたところ,男3名が現れ,山刀やナイフで観光客を脅迫し,持っていた財布,スマートフォンを奪った。

※連休中に特に発生しやすい犯罪被害

 連休中は,家人の長期不在を狙って,居宅内に侵入する空き巣被害が多数発生します。外出の際は,戸締まりを確実に行い,部屋の電気,テレビ,ラジオ等を点けておくなどの防犯対策を講じることをお勧めします。

【基本的防犯対策】

○夜間・早朝は出歩かない。

○所持品から目を離さない(自動車内に物を放置しない)。

○危険箇所を確認し,近づかない。

2 交通事故

 連休中,都市部を始めとした観光地では,セマナ・サンタを祝う各種イベントが開催されます。このため,周辺道路の混雑が予想されるとともに,飲酒運転の車・バイクの増加により,交通事故のリスクが一層高まります。

また,交通事故死者数の増加を背景に,警察当局による交通取締りは一層厳しくなっており,連休中,都市部を始めとした主要幹線道路において,飲酒運転のドライバーを対象とした一斉検問が実施されます。

【交通事故防止対策】

○時間に余裕をもって運転する。

 運転に焦りは禁物です。例え時間に遅れても,旅行に大きな影響はありません。むしろ焦って事故を起こした時の方が大損害です。

○車間距離を十分に保つ。

 十分な車間距離を保持することによって心にゆとりを持つことができます。また,前方車両の急ハンドル,急ブレーキに対応することができ,交通事故のリスクは格段に減少します。

○危険な追い越しをしない。

 急加速を伴う追い越し時の事故は,大惨事に発展する可能性が高くなります。追い越し禁止区間,カーブの手前・途中など,対向車の視認性が悪いポイントでの追い越しは絶対に行わないでください。また,安全に追い越す際も,後方から迫る二重追い越しの車両には十分注意してください。

○昼間でもライトを点灯する。

 自分がいくら気をつけていても,他人の不注意により交通事故は発生します。昼間でも前照灯を点灯させるだけで,自分の存在を目立たせ,相手に気付かせることができるため,手軽で効果的な交通事故防止対策として知られています。

3 水難事故

 報道によりますと,先週,ニカラグア国内において多数の水難事故が発生し,このうち12名の死者が発生したことを受け,ニカラグア政府は,セマナ・サンタを前に水難事故に対する警戒を呼びかけています。

 水難事故の大部分は死亡事故に発展します。当地の海岸には防波堤やテトラポットの設置がないことが多いため,波が荒く,体調不良時の遊泳や子どもだけで遊ばせる行為は非常に危険です。また,ライフセーバーや救急隊の配備が不十分であるため,万が一事故に遭った場合,第三者による救助は期待できません。

【水難事故防止対策】

○危険箇所を確認する。

 海や川には,深さによって水温の変化が大きい場所,流れの激しい場所,急に深くなる場所がありますので,遊泳前によく確認することが必要です。

○体調が悪いときやお酒を飲んだときは泳がない。

 体調が悪いときや睡眠不足のときは,体に負担がかかり,疲れやすくなります。また,飲酒時はアルコールの影響により,注意力や運動能力が低下するため,事故につながる危険が非常に高くなります。

○子供だけで遊ばせない。

水難事故の犠牲者のほとんどが子どもです。子どもは好奇心のあまり,危険性を冷静に判断することができません。例え大人が近くにいても,目を離した一瞬の隙に事故に遭う可能性があります。子どもから目を離さないようにするためには,子どもと同じ行動をとることが必要です。