<ポイント>
●カードのスキミング被害、銀行帰りの強盗等の犯罪が発生しています。
●セマナ・サンタ期間中は、犯罪が増える時期とされておりますので、留意願います。
●「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」第3話を発表しました。
バヒオ地域にお住まいの皆様へ
在レオン日本国総領事館
1 最近の犯罪例
(1)邦人のカードのスキミング被害
3月22日、デビットカードで支払いを行おうとしたところ、ブロックがかけられており使用出来なかったため、口座の動きを確認したところ、不正利用された形跡があった。このため、銀行に通報し、カードのキャンセルと不正利用の調査依頼をかけた。銀行によると、最近、コロンビアの犯罪集団によるスキミング事件が増えており、特にガソリンスタンドやOXXO等で被害に遭う例が多いとのこと。同被害者も、カードの最終利用場所がプラサ・マヨール近くのガソリンスタンドだった。
(2)銀行帰りの強盗事件(メキシコ人)
依然として銀行帰りの人を狙う強盗事件が多発しており、4月4日13時、プラサ・マヨールのバンコメール銀行で現金を下ろしたメキシコ人男性が、ハルディネス・デル・モラル地区で信号待ちをしていたところ、バイクに乗った二人組に銃で脅され、20万ペソを強奪された。被害者によると、犯人の一人は髭をはやしていた。
2 注意点
(1)スキミング被害については、少額の場合は現金払いをするか、カードを使用する場合は、カードを機械に通す様子を確認出来る店に限定する等の対策が有効です。
(2)銀行でお金をおろす場合、銀行内で列を作っている人の中に犯人が紛れていて、大金をおろしている人を後から尾行し、人気の少ないところで襲うという事例が少なくなく、窓口で大金をおろすときは、注意が必要です。
3 セマナ・サンタ期間中は犯罪が増えると言われております。グアナファト州政府は、6日から26日まで、「サン・クリストバル・オペレーション」のもと、約2万人の軍・警察要員を動員し、州内の主要観光地や交通事故多発地域における重点的な警備を行っておりますが、最新の治安情報を入手するよう心がけるとともに、各種犯罪に巻き込まれないために、以下の基本的対策を日頃から心がけて下さい。
【安全のための三原則】
〜自分の身は自分で守る・予防こそがが最善の危機管理〜
・目立たない
→犯罪者は標的を選ぶ際、目立つ人物に目をつける傾向がある。
・行動を予知されない
→行動のパターン化は、犯罪者の襲撃計画を立てやすくする。
・用心を怠らない
→初心を忘れず、定期的に気持ちを引き締める機会を持つこと。また、自分だけは大丈夫とは決して思わないこと。
4 先月開始した「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」の第3話が発表されました。こちらも安全対策の参考としてご活用下さい。
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel: +52(477)343-4800
Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。
<海外安全虎の巻>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2016.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf
★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
★転居・帰国・家族構成の変更等により在留届の記載事項に変更があった場合は、インターネット(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/)で変更の手続きをしていただくか、変更届けをFAX、郵送又はスキャンデータのメール送信にて当館まで提出していただくようお願いします。
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。