【在エクアドル大使館】豪雨による水害への注意喚起

エクアドル国内における豪雨による水害の発生に関しまして、在エクアドル日本国大使館より皆様に御連絡いたします。

エクアドル国内全域では例年に比べ雨量が増加しており、全国的に、河川の氾濫による浸水、土砂崩れ、道路の寸断等の災害が発生しています。

つきましては、エクアドルにご滞在の皆様におかれましては、以下の諸点などに充分ご注意いただきますようよろしくお願いいたします。

○歩行中

 ・できるだけ、土砂崩れの危険性がある斜面や、倒壊しそうな壁面、家屋の直近は通行しない。

 ・降雨時は、夜間に限らず、日中であっても自動車やバイク運転者の視界が悪いことを意識する。

 ・降雨時は路面が滑りやすくなるため、通行車両がスリップして来ないか周辺状況に注意する。

 ・切断された電線など、漏電の可能性がある場所の近くを通行しない。

○自動車運転中

 ・降雨時(特に豪雨時)は視界が悪化するため、普段より速度を緩めて通行する。降雨状況によっては、日中であってもライトを点灯して走行する。

 ・路面が濡れていると急ブレーキをかけた際にスリップしやすいので余裕を持った運転を行う。

 ・水たまりは、マンホールから雨水が噴出していたり路面が陥没していたり等、路面状況が確認できないため安易に進入しない。

 ・地下道など構造的に道路に水がたまりやすいような場所は、浸水箇所の通行により車両が故障・停止してしまうことがあるので十分注意する。

 ・降雨により道路の崩落、土砂崩れや落石の危険性がある場所では、崖沿い、あるいは斜面沿いの車線はできる限り通行しない。

○その他

 ・増水した河川の様子を見に行かない。特に夜間は視界が悪く大変危険。同様に、増水した道路脇の側溝等も足を取られて流されてしまう危険性があるので近寄らない。

 ・道路の崩落現場や鉄砲水の発生現場などの災害現場へは、二次災害発生の危険性があるので安易に近付かない。

 ・災害の発生状況や今後の降雨などに関する報道に留意する。